終戦80年に向けて⑤~『大東亜戦争の道』を再読して
2024.08.09
本日は、長崎に原爆が投下された日。上皇陛下が「日本人として忘れてはならない4つの日」のうちの1つ。
広島に落とされた原爆はウランを用いた小型「リトルボーイ」に対し、長崎はプルトニウムを用いた太めの「ファットマン」。米国はタイプの違う2種類の原爆を日本に投下した。「ファットマン」は「リトルボーイ」の約80倍の威力だという。タイプの違う原爆を投下し、大量の民間人を殺した、この国際法を無視した無差別殺人を我々は決して忘れてはならない。
また、この日はソ連が日ソ中立条約を一方的に破棄して、満州、北鮮、樺太、アリューシャンへの侵攻を開始した日でもある。国際法を無視した、この屈辱なる出来事も決して忘れてはならないことである。

毎年、この時期になると、考える。「あの戦争は何だったのか」と。

今までにも、色々な書籍や雑誌、講演などを見聞きし、色々な考え方を得てきたのだが、やはり、平成二年十二月八日第一刷発行、中村粲著『大東亜戦争への道』に戻り、その論考が、私の心の的を得て、外さない。

「大東亜戦争とは何だったのか―。侵略戦争史観が世を風靡する中で、真面目なる多くの国民が心のどこかに抱き続けてきたに違いないこの疑問に対して、本書は一箇の新しい視点と解釈を提供せんとするものである。戦後の滔々たる自虐史観の風潮の中で、依然として東京裁判判決を盲信し、あの戦争の原因責任ともに日本にありとして、祖国の過誤失点のみを内外に揚言して時を得顔なる学者・言論人が少なくない。彼等の筆になる歴史書・歴史教科書また日本の歴史を出来るだけ醜悪に描くことを以て進歩的なりと自負するかの如くである。筆者は、戦争には多くの場合、複雑な史的背景と原因がありと信ずるが故に、斯かる一方的な日本断罪史観を認め得ないのである。戦争は多くの些細な累積因の上に発生するものだ。歴史の中には、他日戦争を導くことになる禍根が随所に散在する。それら一つ一つが戦争と平和への道を分けてきたと云へるだろう。そのやうな戦争と平和の分岐点が何処にあったのか―この小著はかかる問題を考察しつつ、いわばマクロ的見地から大東亜戦争の意味について思索を促すことを意図とするものである。(中略)かと云って、大東亜戦争を実際以上に美化するものでない―――」と。

600ページ以上にもわたるこの著書は、歴史的な客観的な細かな事実の積み重ねによって分析されており、そして、「大東亜戦争」とは、以下の二大底流の合する所に生起せる戦争として叙述する。
①門戸開放主義をめぐる日米抗争=東亜をめぐる日本の現実的要求と米国の観念的道徳主義的主張との衝突
②共産主義との戦い=ロシア革命以後の共産主義防遏の戦い

「あの戦争で多大な血が流され、命が失われ、財産が無となった。そして、破れたことによって、明治維新以来の先人達の努力が水泡に帰したことも事実である。だが、結果論的に敗れた戦争を裁断するのではなく、戦争に至った明治以来の歴史の流れを、当時の人々の心を我が心として振返る時、あの戦争を『愚かな戦争』と傍観者的に冷笑することはできない。それは、歴史を担った誠実なる人々に対する冒涜のやうに思われるのだ。『破滅への道』を願った日本人は一人も居なかった筈だ。誤算を不誠実と混同してはならぬ。歴史は皮肉であり、気紛れであり、また過酷である。(中略)ともあれ、敗れた日本だけを断罪するには、大東亜戦争は余りに複雑で巨大な歴史を背負ってゐた」。

戦後日本人の歴史認識を深く汚染する、東京裁判史観。この「東京裁判史観」に毒された「自虐史観」に染まる日本人も少なくない。しかし、いつまでこの「東京裁判史観」に毒されなくてはいけないのか。上記の中村粲氏が言うように、片方の一方的な理由で戦争が始まった訳ではない。しかも、民間人を大量に殺されているにもかかわらず。広島市の平和公園にある原爆慰霊碑「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と何故、刻まれなければならないのか。

今もなお、東京裁判史観に毒された日本人に目を覚まして欲しいとの思いで、今年もまた「靖国神社昇殿参拝、遊就館見学」イベントを8/24(土)に開催する。
https://www.tamagawa-miraijuku.com/event.html
反日左翼、リベラルの連中が何て言おうと、先の大戦で命を賭して戦ってくださった英霊のお陰で今日の日本の平和がある。本殿にて昇殿参拝して英霊に感謝の誠を捧げ、靖国神社職員のお話を聞き、そして遊就館を拝観して、学校教育では知ることの出来ない歴史の真実に触れていただきたいと思う。

本日は、長崎での原爆投下によってお亡くなりになられたすべての御霊のご冥福をお祈りさせていただき、心静かに手を合わせ、鎮魂の誠を捧げたいと思う。
2024.08.09 07:52 | 固定リンク | 未分類
英霊への鎮魂と次代を担う若者たちへのエール
2023.02.21
少年時代、「宇宙戦艦ヤマト」をリアルタイムで観て育った自分にとって、松本零士氏が亡くなったことにショックを隠し切れない。
謹んでお悔やみを申し上げるとともに、心から哀悼の意を表したい。

父方は郷士、母方は武士という四国は愛媛県大洲の“武張った”旧家をルーツに、昭和13年福岡県久留米市に生まれた松本零士氏は、子供の時から母方の祖母や実母から「サムライの子として恥じない生き方をしろ」と口癖のように言われていたという。また、陸軍航空部隊の隊長としてレイテやマレーで戦ってきた実父からは「男として自分が信じる道を貫け。みだりに刀の柄に手をかけてはならない。いざというときは最後まで戦え。命よりも名を惜しめ。卑怯な振る舞いはするな」と教え込まれたと言う。

そういう松本氏は平成15年4月号の月刊正論に登場している。題は「時間は夢を裏切らない」。後に平成27年9月に臨時増刊号「大東亜戦争ー民族の記憶として」に「英霊への鎮魂と現代の若者たちへのエール 最後のサムライたちの大いなる遺産に思いを」と改題して再掲している。

その中で松本氏は、漫画好きの少年がプロになるべく上京する経緯を話している。

「小学6年生のとき、理論天文学者で京都産業大学を創立した故荒木俊馬氏が著した『大宇宙の旅』という本に遭遇しました。コトンという光の女神が少年を誘って全宇宙をみせるという、子供向けのようで子供向けでない、なかなか難解な内容の不思議な本でしたが、私はそれで宇宙というものへの憧れを抱いた。宇宙の広大なイメージを概念としてとらえることができ、その後ものを描くようになってからの基本的なモチーフともなったんです」。

宇宙戦艦ヤマトや、銀河鉄道999など、宇宙をテーマに描いてきた原点はそこにあるのかと理解することができる。

また、松本氏の漫画の根底に流れているテーマについて語っている。それは「不屈の信念」「風吹かば吹け、我恐れじ」そして「お互いの誇りと意地と信念を大切にする」という。さらに、九州小倉で学んだことの一つに「ボロは来てても心は錦」ということがあると内容に触れ、「服装がみすぼらしいからと侮るような態度をとろうものなら、親からも学校の先生からもひどく叱られる。そんなことで人を評価してはいけないという大人たちの確固とした価値観があった。私の描く漫画の主人公、たとえば「銀河鉄道999」の星野哲郎にしても、ボロを纏っていたりするのが少なくないのは、無意識にもそうした思いが反映しているからではないかと思っています」。

…なるほど。登場人物がボロを纏っているのはそう理由なのかと納得する。

そして、次の内容は私の心の奥深くに刺さった文章であったので、あえてご紹介したい。

「何より“脳細胞”という資源に恵まれています。これは無限大の可能性を秘めている何ものにも勝る資源です。これが連綿として何千年も前からわれわれを支え続けてきたわけです。そしてこの資源を失ったときに、わが国は滅びるであろうと思っています。ではそうならないためには何をすべきかといえば、大人がいかに子供を見守り、鍛えるかということにかかってくる。誤解を恐れずに言えば、子供たちに“良き刷り込み”をすることは大人の責任なんです。それぞれの進路に応じて『歯を食いしばって頑張れ』とエールを送ること。勉強であれ、運動であれ、少年時代のある期間とことん頑張って挑むことなくして、その後の人生を逞しく生きられるでしょうか。大人はその機会を『可哀想』だからと取り除くべきではない。併せて大人たる者は子供の盾となるべきものです。『頑張った時間はおまえ夢を裏切らない。その代わりおまえの夢も時間を無駄にしてはならない』と論すべきなのです(中略)子供たちに相対するとき、『頑張る気概』と『お互いを、認め合う精神』を涵養してやることが最も大事だと思うんです。大人が真摯にエールを送れば、それをちゃんと受け止めて投げ返してくれる子供は必ずいます。誠意は返ってくる。そのためにも厳しい試練の場に置くのと同時に、決して子供たちを諦めさせてはいけない。子供たちに対しては『頑張った時間はおまえの夢を裏切らない』というのはそういう意味なんです」。
さらに
「『人は生きるために生まれてくるものだ。人は死ぬために生まれてくるのではない』ということです。さらに、「誰が死にたくて生まれてくるものか」と。それはすべての歴史上の人物、兵士も市民もみなそうです。戦場に散った若者たちも、誰が死にたくて生まれてきたか。一人もいない。世界中の若者すべてがそうだと。そこに思いをきちんとかけないと、人生に対する解釈がおかしくなる。(中略)名だたる才能を持った私より年上の多くの人たちが、“若者のまま”戦場に散っていった。(中略)そうして消えた天才だけでなく、惰眠を貪ってふやけたように見える今の日本が、それでも世界から致命的な侮りを受けずに済んでいるのは、戦争末期の非常悲惨な状況下、究極の奮闘死闘を繰り広げて、その“命と死”をもって立ち向かってくれた数多くの戦士たち、日本史上最後のサムライの記憶と残像が、辛うじて面目を支えてくれているのだと信じている。私が描き続けているのは、その彼らの『誠』に報いたいからでもある。また若者たちに『時間は夢を裏切らない』と言うのも、自らの意思で自由に使える時間を、“命と死”をもって与えてくれた、まさに君たちのおじいさんに当たる、そのとき若きサムライだった彼らに思いを致して頑張れということなのです」と。

タイトルにあるように、次代を担う若者たちへのエールであり、そして、命を賭して戦ってくれた英霊の思いを致して頑張れ、その頑張った時間は夢を決して裏切らないといった勇気を与えてくれる言葉でもあるのだ。

こういった思いを胸に、多くの人々の心に残る作品を世に送り出してくれた松本零士氏に心から感謝の誠を捧げたい。本当にありがとう。
そして、その松本氏の思いを受け継いだ、現代に残された者たちの使命は重いものだということを忘れてはならない。
2023.02.21 13:56 | 固定リンク | 未分類
「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」イベントを開催するにあたり
2022.07.04
来る7月31日(日)に銀座ブロッサムにおいて、評論家の江崎道朗氏、そして、麗澤大学のジェイソン・モーガン准教授にご登壇いただき、「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」講演会&トークライブを主催する。

1995年、アメリカ政府が政府の機密文書「ヴェノナ文書」を公開したことで、第二次世界大戦の背景に、ソ連コミンテルンによる謀略の側面もあったことが明らかになったこと、そしてその後も、ソ連による秘密工作の実態を記したソ連の内部文書「ミトロヒン文書」、日本外務省による「米国共産党調書」などが公になったことで、「正義の連合国」対「邪悪な全体主義国」という従来の戦勝国史観を見直す動きが生まれている。実は欧州でもソ連と共産主義の責任を追及する動きが見られるのである。
アメリカ、イギリス、そして日本の機密文書の実態と、その機密文書の公開によって、いわゆる戦勝国史観が欧米でどのように見直されているのか、最新の情勢について報告していただくとともに、この欧米での近現代史見直しの動きを日本はどのように受け止め、活用したらいいのか、国際社会に対する歴史戦をいかに戦ったらいいのか、ともに考えたいと思うため、イベントを開催することにした。

私は、今回のロシアによるウクライナ侵略はこうした背景があるのではないかという疑問を抱いている。

ベルリンの壁が崩壊した1989年以降、少しずつ自由と独立を取り戻した中・東欧諸国は、ソ連と共産党による戦争犯罪を追及する動きを始め、第二次世界大戦勃発80年に当たる2019年9月19日、欧州連合(EU)の一組織である欧州議会が、「欧州の未来に向けた重要な欧州の記憶」と題する決議を可決した。それは、次のような内容である。
「第二次世界大戦は、前例のないレベルの人的苦痛と欧州諸国の占領とを、その後数十年にわたってもたらしたが、今年はその勃発から80周年にあたる。80年前の8月23日、共産主義のソ連とナチス・ドイツがモロトフ・リッベントロップ協定と呼ばれる不可侵条約を締結し、その秘密議定書で、欧州とこれら二つの全体主義体制に挟まれた独立諸国の領土とを分割して、彼らの権益圏内に組み込み、第二次世界大戦勃発への道を開いた」。
いわゆる、ソ連もまた、「侵略国家だ」と指摘しているのだ。そのソ連を「正義」の側に位置付けた「ニュルンベルク裁判」は間違いだとして、事実上、戦勝国史観を修正しているのだ。実際、ソ連は第二次世界大戦中、ヨーロッパ各国を侵略・占領した。決議はこう指摘する。
「ポーランド共和国はまずヒトラーに、また二週間後にはスターリンに侵略されて独立を奪われ、ポーランド国民にとって前例のない悲劇となった。共産主義のソ連は1939年11月30日にフィンランドに対して侵略戦争を開始し、1940年6月にはルーマニアの一部を占領・併合して一切返還せず、独立共和国たるリトアニア、ラトビア、エストニアを併合した」。
ソ連の侵略は戦後も続き、戦時中にソ連に占領されたポーランドやバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)では、知識人の処刑、略奪・暴行などが横行した。
しかも第二次世界大戦後、ソ連に占領された、これらの国々ではソ連の武力を背景に共産党政権が樹立され、ソ連の衛星国にされたが、その責任は追及されてこなかった。よって欧州議会はこう指摘する。
「ナチスの犯罪はニュルンベルク裁判で審査され罰せられたものの、スターリニズムや他の独裁体制の犯罪への認識を高め、教訓的評価を行い、法的調査を行う喫緊の必要性が依然としてある」。
ソ連を「正義」の側と見做した戦勝国史観を見直し、旧ソ連と共産主義体制の責任を追及せよ。こう欧州議会は提案しているのだ。

以上は、評論家の江崎道朗氏の著書『日本人が知らない近現代史の虚妄』によるものだが、それに対し、ロシアのプーチン大統領は、2020年6月、「米政治外交誌「ナショナル・インタレスト」(電子版)に『第二次世界大戦七十五年の本当の教訓』という論文を掲載した。『大戦はナチス・ドイツと旧ソ連が引き起こした』との歴史認識を示した欧州議会を批判し、反論する内容。プーチン氏には、ソ連と後継国ロシアが国家の存立基盤としてきた『ファシズムからの解放者・戦勝国』との立場を守るとともに、領土問題を含む戦後秩序を正当化する意図があるとみられる」との記事。
その論文でプーチン氏は「第一次大戦後、欧州はドイツに莫大な賠償金を背負わせナチスの台頭を招いた」と指摘し、英仏を中心に設立された国際連盟はスペイン内戦や日本の中国進出を防げなかったとも述べている。さらに、英仏伊独による1938年のミュンヘン会談で、各国がナチスに融和姿勢を取ったことが大戦の「引き金」になったとの認識を示しているものである。
また、プーチン氏は「ソ連がドイツと不可侵条約を結んだのは欧州諸国で実質的に最後だった」と主張し、同条約締結は一連の国際情勢の帰結にすぎず、「ソ連を非難するのはアンフェアだ」としている。欧州議会の決議は、ミュンヘン会談に一切触れていないとも批判。その上で1941年に始まった独ソ戦に関し、「ソ連は多大な血を流し、ナチスの敗北に決定的な貢献を果たした」と評価。対日戦に関しても「完全に(連合国間の)ヤルタ合意に従ったものだった」としたほか、「連合国が日本の軍国主義を打倒した」とした。
そして、プーチン氏は最後に、大戦後の世界秩序にも言及し、国連安全保障理事会の常任理事国五カ国の努力により、第三次大戦が防がれてきたとの認識を示した。その上で、五カ国が持つ拒否権を廃止すれば国連は無力化すると警告した」との内容だ。

これらの背景が、複雑に絡まり、ロシアによるウクライナ侵略へと至ったのではないかという疑問である。

また、「慰安婦=性奴隷」説を否定する論文を公刊し、学界内外で批判されていた米ハーバード大のJ・マーク・ラムザイヤー教授について思うところがある。

この論文は、慰安婦が当時政府規制下で認められていた国内売春婦の延長線上の存在で、売春宿と期限付きの契約関係にあったことを理論的実証的に示したもので、一昨年、法と経済学に関する学術誌『インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス』のサイトでネット先行掲載(65巻)され、2021年1月31日付の産経新聞に論文要約が掲載されたところ、韓国発で激しい批判キャンペーンが起こり、米国にも飛び火。リベラル・メディアが教授の批判を繰り広げただけでなく、同じハーバード大の教授をはじめ、米国の日本研究者が歩調を合わせて同誌に論文の撤回を迫る事態となった。

保守の方々はこの慰安婦問題について、歴史上、稀に見る冤罪事件である「慰安婦」問題として認識していることであろう。ラムザイヤー教授は、「この冤罪を晴らした!だが批判者は、論文への反論をせず、その撤回や教授の辞職を要求したのだ。これは言論弾圧であり、まさに現代のナチスだ!『事実が明らかであればあるほど、攻撃が猛烈になる。まさに、これが私に起こったことだと思います』と論じている。

なぜ、こうしてまでも、ラムザイヤー教授は批判されなければならなかったのか。

この問いに対し、麗澤大学准教授のジェーソン・モーガン氏は著書『リベラルに支配されたアメリカの末路―日本人愛国者への警告』の「はじめに」に、次のように記している。

「米国人歴史学者が“裏側”知ったら驚いた!『日本人が知っているアメリカは、 本当のアメリカではない』超大国の絶望と希望、そして未来を新視点で読み解いた一冊。『日本よ、今こそ「脱・ア」せよ!』なぜ元来、良識のあるアメリカ人が、恐ろしい事件を引き起こしたり、わざわざ海外に進出して悲劇的な出来事を引き起こしたりするのだろうか。答えは明白だ。アメリカという国がリベラル派に乗っ取られたからである。アメリカの連邦政府や学会、マスコミ、各種機関には、日本の朝の通勤電車のようにリベラル派がぎゅうぎゅうに詰め込まれている。偽りのアメリカ人であるリベラル派、グローバル主義者を追い払って、アメリカの良さを再び、取り戻さないといけない時期が来た。日本にもお願いをしたい。リベラル派を馬の上から引きずり落として、本当のアメリカと組もうと。私はそのことを伝えるために、この本を書いた」と。
こういった現状中、左翼に牛耳られた歴史学界からラムザイヤー教授は批判にさらされているのである。

世界は変わりつつあるというのが、江崎道朗氏、ジェイソン・モーガン氏の見解であり、戦後秩序を形成してきた「戦勝国史観」はヴェノナ文書、リッツキドニー文書、米国共産党調書など次々と歴史の真実が明らかにされ、左翼連中も、その火消しに躍起になっているというのが現状であり、近現代史はすでにアップデートされているというものである。そして、それは現在進行形であるにも関わらず、日本国内では産経新聞以外のマスコミでは大々的に取り上げられないため、あまり報道はされず、日本人だけが取り残されているのが現状である。過去の嘘の歴史を信じ続け、アップデートしている近現代史を見ようともしない、または報道されていない現実の中に日本国民がいるということを我々は理解しなくてはいけないのである。

私は、来る「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」講演会&トークライブでファシリテーターをつとめるため、日々更新されている近現代史の様々な疑問をぶつけてみようと思う。
そして、昨今の現状でも分かるように、リベラルたちが仕掛けている保守分断工作に陥っている方々に、早く気づいて欲しいと心から思う。
興味のある方は、以下の内容で執り行うので、ぜひ、お越しいただきたい。

【日 時】 令和4年7月31日(日)
11時30分受付開始・開場、12時30分開会、15時15分閉会予定
<第一部>基調講演 「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」(60分)
<第二部>トークライブ 「ソ連・スターリンの責任を追及する欧米と『米国共産党調書』」(90分)
【登壇者】 江崎道朗氏(評論家)、ジェイソン・モーガン氏(麗澤大学准教授)
【第二部ファシリテーター】 玉川博一(寺子屋「玉川未来塾」代表)
【会 場】 銀座ブロッサム(東京都中央区銀座2-15-6)
東京メトロ有楽町線「新富町駅」1番出口徒歩1分
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」5番出口徒歩6分
【入場料】 2,980円(税込・アーカイブ配信も同料金)※事前振り込み
【定 員】 900名(先着順)※定員に達し次第、締め切り
【後 援】 江崎塾
【申込み方法】 ご来場及びアーカイブ配信ともに下記、いずれかの方法でお申し込みください。
(アーカイブ配信の申し込みは①のみ)
①右記URLの専用申込フォーム⇒ http://d.quel.jp/6446500
②FAX・はがき ⇒ 「歴史認識問題講演会」と明記の上、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・チケット希望枚数をご記入し、FAX(042-519-7101)に送信または、下記、問い合わせ先住所へ送付
※申し込み後にお送りします「入場予約券」に、入場料の振込方法など記載しておりますので、ご確認の上、事前にお振り込みをお願いいたします。当日は、受付にて入場予約券をご提示ください。
※アーカイブ配信(有料)申込者には、視聴料の振込方法をメールにてご連絡いたします。入金確認及び配信準備が整いましたら、URL等を送信します。
【主催・問い合わせ】 寺子屋「玉川未来塾」
〒196-0022  東京都昭島市中神町1140-28 浜名住宅2F
TEL&FAX 042-519-7101/ E-mail tamagawamiraijuku@gmail.com
2022.07.04 10:57 | 固定リンク | 未分類
はじめまして
2021.01.07
このたび、寺子屋「玉川未来塾」を立ち上げました代表の玉川博一と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私自身は令和元年11月末で約30年勤めました産経新聞社を退職いたしました。在職中は新聞販売に携わっていたほか、正論調査室という部署に異動してからは、イベントの企画提案から運営に至るまでの実務や月刊正論、別冊正論などの雑誌正論の販売業務に携わってまいりました。
イベントでは土光杯全日本青年弁論大会、正論大賞贈呈式や正論シネマサロン、大東亜戦争を語り継ぐ会など、日本の将来を考えるうえで大事な業務を経験させていただきました。
その時に感じた、現代日本の在り方、日本の正しい文化・歴史など、正しく伝わっていない事柄が大変多く存在することに愕然としました。「事実と違う歴史が独り歩きしている」ことを間近に触れるとともに、客観的に物事を見る力が現代の我々に不足していると感じた次第です。
こうしたことに疑問を持ちながら過ごしてきた今日において、「批判、文句を言うならば、まずは自分自らが実践し、示していこう」との思いを強く抱き始め、退職を機に、今までの経験を活かした事業、そして「思いを形にする」ために「寺子屋『玉川未来塾』」を設立いたしました。
このブログでは、社会に起こっていることに対する自分の考えや、独学で学んでいる心理学、歴史や精神に至るまで、「自分の考え、思い」を記していこうと思っています。
誠に僭越ではありますがお付き合いいただきましたら幸いです。
こうした中での立ち上げですが、今後とも、お付き合いいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

寺子屋「玉川未来塾」代表 玉川博一
2021.01.07 21:26 | 固定リンク | 未分類
はじめまして
2021.01.07
このたび、寺子屋「玉川未来塾」を立ち上げました代表の玉川博一と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私自身は令和元年11月末で約30年勤めました産経新聞社を退職いたしました。在職中は新聞販売に携わっていたほか、正論調査室という部署に異動してからは、イベントの企画提案から運営に至るまでの実務や月刊正論、別冊正論などの雑誌正論の販売業務に携わってまいりました。
イベントでは土光杯全日本青年弁論大会、正論大賞贈呈式や正論シネマサロン、大東亜戦争を語り継ぐ会など、日本の将来を考えるうえで大事な業務を経験させていただきました。
その時に感じた、現代日本の在り方、日本の正しい文化・歴史など、正しく伝わっていない事柄が大変多く存在することに愕然としました。「事実と違う歴史が独り歩きしている」ことを間近に触れるとともに、客観的に物事を見る力が現代の我々に不足していると感じた次第です。
こうしたことに疑問を持ちながら過ごしてきた今日において、「批判、文句を言うならば、まずは自分自らが実践し、示していこう」との思いを強く抱き始め、退職を機に、今までの経験を活かした事業、そして「思いを形にする」ために「寺子屋『玉川未来塾』」を設立いたしました。
このブログでは、社会に起こっていることに対する自分の考えや、独学で学んでいる心理学、歴史や精神に至るまで、「自分の考え、思い」を記していこうと思っています。
誠に僭越ではありますがお付き合いいただきましたら幸いです。
こうした中での立ち上げですが、今後とも、お付き合いいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

寺子屋「玉川未来塾」代表 玉川博一
2021.01.07 21:26 | 固定リンク | 未分類

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