先人の思いを継ぐために
2021.08.26
去る8月21日(土)、第6回「靖國神社昇殿参拝、遊就館見学」イベントを、新型コロナウイルス感染対策を講じた中で、有志スタッフを含め、約40名の方々にお越しいただきました。コロナ禍のため、当日キャンセルの方もいらっしゃいましたが、それでも、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

いつも感じることではありますが、昇殿参拝に赴く本殿への廊下を歩くと心地よい爽やかな風が吹きます。まるで参拝を歓迎しているかの如く。そして、来場者の皆様と一緒に、英霊に感謝の誠を捧げさせていただきました。

昇殿参拝後は、靖國神社禰宜・松本総務部長より「英霊と沖縄戦」との演題で、実際に沖縄へ行かれた際の戦争体験者のお話を含め、約1時間ご講演いただきました。そこには、テレビなどでは放送されていない、歴史の真実がありました。貴重なお話を聞くことができて、本当に有り難い。松本部長、ありがとうございます。

その講演の中で、昭和53年7月に発行された機関紙「やすくに」の内容に触れておりました。「日吉神社宮司・前靖國神社総務部長の『坂本定夫氏』」(当時)の「靖國神社と『みたままつり』」のタイトルで書かれていた文章です。その中で、柳田国男氏の言葉を引用しています。柳田氏は大戦中からすでに戦の行く末を案じ、日本人の伝統的な霊魂観、生死観について著述を進めておられ、やがて先祖の話という署名で世に出ることとなりました。
とても大切な内容でしたので、ここでご紹介させていただきます。

「この戦で多くの若者等が死んで行ったが、此等の人々の大部分は未だ結婚せず自分の家も持たず、従って直系の子孫を持たぬままに此の世を去ったものが大部分である。代があらたまれば此等の国の為に倒れた若者等は傍系の先祖となり、その祭りはやがて忘れ去られて行く事にならふ。祀られぬ人々の魂をそのままにして置いて日本に真の平和は訪れぬだらふ。戦歿者の慰霊の祭りは盛に行われなくてはならない」

今年のみたままつりはコロナ禍のため、催しも露店も出さずに執り行われましたが、どのような形でも、家族も持たず、若くして独身で亡くなった英霊に対する慰霊を行うのは靖國神社しかないのです。

今年も8月15日に安倍晋三前首相をはじめ、小泉進次郎環境相と萩生田光一文部科学相、井上信治科学技術担当相が靖國神社を参拝しました。菅内閣の閣僚では13日に西村康稔経済再生相と岸信夫防衛相が参拝しています。菅首相は靖國神社に玉串料を納めましたが、マスコミはこぞって、「現首相は参拝しなかった」「誰が参拝した」「大臣は参拝したのか」「公人か私人か」「中韓が遺憾だと言っている」と報道しました。
いつも思いますが、参拝した大臣ではなく、参拝しなかった大臣を報道して欲しい。そして、「何で参拝しないのか」と問うて、報道して欲しい。今の日本が平和であるのは、先の大戦で戦ってくれた先人のお陰様。その英霊に感謝の誠を捧げるのに、どうして他国に配慮しなくてはいけないのか。私はいつもこの時期、このモヤモヤが晴れずに過ごしています。

今年の私のイベント来場者の約半分は20代、30代の若い世代でした。当日、お越しいただきました皆様より、感想をいただきました。次代を担う青年たちからの感想も含まれていますので、一部紹介させていただきます。

・本日はたくさんの学びをありがとうございました。松本部長の講演では、初めて知ることも多く、自分の勉強不足を感じると共に、学べる楽しさを感じました。小学生たちに沖縄戦についての史実をしっかり伝えていきたいです。また、初めて柳原タケさんの恋文を聞き、涙が止まりませんでした。私も子を育てる大人として、我が子だけでなく、その次の世代、そして未来の日本を想いながら日々を過ごしていきたいです。
日々の仕事に一喜一憂してしまうことも多々ありますが、玉川未来塾のように、歴史を学び未来を考える時間があるととてもワクワクします。
この先何年もかかると思いますが、「学校教育では学べない」ではなく、「学校教育でも学べるようになった日本の史実」になるように私にできることを探して、実践していきたいです。本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

・松本聖吾氏の話は興味深かった。国と家族を護るために、ひとりひとりが命を捧げていた、護ってくれました。今、私が、私たちがこのように平和を享受していることは当たり前ではありません。そのことに、今一度、思いめぐらしました。感謝をさらに、そして、これからも私はずっとずっとこの国と、全ての方に感謝したい。

・イベントに参加させていただき、ありがとうございました。
一番心に残ったのは、「戦没者は傍系の先祖にあたるから、いずれまつられなくなってしまう。だから靖國神社でまつる。」ということです。遊就館にある遺書や遺品を見て、ご家族の方はこれを手元に残しておきたい気持ちもあったのではないかと思っていましたが、それでも靖國神社に託す理由が分かりました。そして改めて、国を守ってくれた英霊を、国民みんなでおまつりする大切さを感じました。またひめゆり学徒挺身隊の方のお話を映像で聞かせていただき、当事者の言葉で経験と思いを知ることができたのが、私にとってとても貴重な機会でした。
遊就館を回りながら、いつか自分の子どもができたときに、戦争のことや英霊のことをどう伝えられるだろうかと、考える機会にもなりました。
日々感謝の気持ちを持つとともに、今後も学んでいきたいと思います。ありがとうございました。

・沖縄戦は県内の中央付近のみで行われた事を初めて知りました。どうしても辛い内容のため敬遠しがちなのですが、今後、自分が親となった時に子供にどう教えていくのが良いのかを決められるよう、色々な角度から知識を蓄えていきたいと思いました。
今年初の靖國神社でしたが、やはり年に一度は英霊にお会いしなければと思いました。

・今回は開催ありがとうございました。松本さんの話や、映像を通して知られていない事がたくさんある事をしりました。語り継ぐ方々で「生き残ってしまった事が申し訳ない、語りたくない」と思う苦悩もわかる気がします。ですが、語る決意をしてくださった事に本当に感謝です。戦争の真実を知ってどう思うのかは人それぞれだと思いますが、正しい真実を知る事や戦死した方々への感謝が出来るような人であり続けたいと思いました。

・松本部長から改めて、生の講演を聞けたのは、非常に貴重な機会でした。また、靖國が直面している一番の問題を、なんとかできないか、考えていきたいと思います。

この感想をご覧いただきました読者の皆様はどう思われますか。

この原稿を書いている8月24日は、7年前、私が退職する前に所属していた産経新聞社正論調査室が主催する第2回「大東亜戦争を語り継ぐ会」を靖國神社で開催し、本土防空戦に参加した、元帝国陸軍大尉で元空将の竹田五郎さんをお招きして、お話をいただきました。
当時、遊就館展示課長でした松本現総務部長が以下のような内容をFacebookで発信しておられましたので、一部引用させていただきます。

「今日は、終日、『正論』が主催する戦友さんをお招きする講演会、(中略)講師の竹田五郎先生、御年93歳、益々お元気でいらっしゃいました。ご本人は『ボケてきたので上手く話せない』と仰っていましたが、いやいや、とんでもございません。大陸の航空戦から本土防空戦、2時間足らずであれほど臨場感あふれるお話しは、なかなか聴けません。聞き手の井上和彦先生のスライドを駆使した絶妙なリード、解説で、本当に当時の航空戦の状況や隊員の想いが伝わり、会場、超満員の聴衆を釘付けにされておりました。
昨今の靖國神社を取り巻く状況を嘆かれ、『(高齢で)この講演をお受けするのは迷ったが、我々が靖國神社にお参りするのは当たり前のこと。そのために英霊の功績を伝えたい』と、冒頭と最後に強調された竹田先生の想いは、ご奉仕させていただいている者として、本当に有難く拝聴いたしました。
この講演会は、今年の初めころ、私のFBFでもある正論調査室の玉川さんからお話を頂戴し、『正論』が主催される講演会で170名分しか収容能力の無い遊就館のホールでは申し訳ないと思いましたが、『昇殿参拝と遊就館の拝観』がもう一つの目的であるという有難いお言葉をいただき、且つ、戦友さんたちのお話しを遊就館でお聴きできるラストチャンスかも知れないと存じお受けしたものです。『正論』では、集合時間(12:30)前の遊就館拝観をお薦めいただき、今日も多くの方々が午前中に遊就館を拝観の後、講演会に参加されておりました。(中略)お忙しい中、ようこそ、ご参加、ご拝観くださいました。ご参加の皆様、有難うございました。英霊もさぞかしお喜びのことと存じます。」

その竹田五郎さんも昨年の2月にお亡くなりになられました。また、「大東亜戦争を語り継ぐ会」でご登壇いただいた、元帝国海軍少佐で戦艦「大和」副砲長の深井俊之助さん、元海軍のエースパイロット笠井智一さん、ペリリュー島での激戦から生還した元海軍2等兵曹の土田喜代一さん、元海軍中尉の加藤曻さん、元陸軍大尉の常盤盛晴さんなど、元軍人の方々がこの数年で次々にお亡くなりになられ、本当に寂しいとともに、当時を語れる軍人さんたちがいなくなる現実をまざまざと目の当たりにしております。

先日の私のイベントで講演していただきました松本部長が、講演の中で、沖縄で取材したひめゆりの戦争体験者の映像を流し、歴史の真実を語ってくださいました。実際に生の声を聞くことが難しくなっている現状において、残っている映像があれば、活用すべきだと思っています。「チャンネル桜」さんで残っている映像がYouTubeでも一部観ることができます。もし、私がその映像を借用することができるのならば、今後、私が主催するイベントにも活用させていただき、微力ながら英霊の思いを継ぐ一助になれればと思っています。戦争の記憶は風化させてはならない。そう思う次第です。

次回のイベントは11月7日(日)。同じく靖國神社で執り行います。内容は映画「さつまおごじょ」上映&トークライブです。登壇者に、この映画「さつまおごじょ」の監督である柿崎ゆうじさん、ファシリテーターにはジャーナリストで俳優の葛城奈海さんをお招きし「特攻隊が遺したもの」と題して、トークライブを執り行います。
先人の思いを継ぐべく、次回もイベントを企画し執り行います。時期が来ましたら、またご案内をいたします。
どうぞ楽しみにしてください。そして、お越しいただき、思いを共有できましたら幸いです。
2021.08.26 06:43 | 固定リンク | イベント
76回目の「沖縄戦終結の日」に思うこと
2021.06.24
6月23日は沖縄戦終結の日。

沖縄戦は、沖縄の慶良間諸島に米軍が上陸した昭和20年3月26日から沖縄本島での組織的戦闘が終結する6月23日まで、日本軍将兵と県民約18万8千人が亡くなり、米軍も1万2千人以上が戦死した戦いです。

私は思うところがあって、その当日は「映画『ひめゆり』」を観てきました。

2006年作品のドキュメンタリー映画で、10人程の実際の体験者の方々の話が主となります。
その体験談は思わず悲惨さ故、唸ってしまうものもありますが、数人の方の証言に「???」と感じて仕方がなかった場面がありました。

私の感想としては戦後プロパガンダが多分に含まれた作品であったというのが率直なところです。それは、私が見聞きした話と違う内容が、体験談の中に刷り込まれており、何の違和感もなく刷り込まれていました。

私は「はだしのゲン」「白旗の少女」「火垂るの墓」なども読みましたし、「はだしのゲン」に至っては、小学校で開催された実写版の映画も観ました。そちら系の書籍も読んでおりましたが、1995年にヴェノナ文書が世に出、世界に登場してから、今までに学んできた歴史の事実に疑問を抱き、「『ザ・レイプ・オブ・南京』の真実」「月刊・別冊正論」「閉ざされた言語空間」「ヴェノナ」「ミトロフィン文書」「レフチェンコ事件」「大東亜戦争への道」等を読み、そして、江崎道朗先生の書籍と出会ってから、考えが一変したのも過去15年前後の話です。そして、産経新聞社正論調査室に勤務してから、その考えは、確実なものとして現在に至っています。

大東亜戦争に負けた日本が二度とアメリカに立ち向かわないよう、GHQによる戦後占領政策「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」は日本を骨抜きにしました。面々と受け継がれてきた歴史、精神、道徳、伝統や日本人の愛国心を破壊し尽くすことにアメリカ人がいかに本気で取り組んだのか。それは今もなお「東京裁判史観」として生き続いています。

「戦後プロパガンダの刷り込みは現在にも生きている」

考え方は人それぞれなので、その思想的な部分は何とも言えませんし、論じません。
しかし、少なくとも私は「映画『ひめゆり』」を懐疑的に観、悶々とした気持ちで帰宅しました。

片方面の見方だけではなく、もう一方の側面から見ることも大切です。
そういった意味では、在職中に企画し、運営した「大東亜戦争を語り継ぐ会」で元軍人の方からの実際の体験談を聞いた経験、そして、それを元に色々と書籍を読んだ経験は自分にとって、計り知れないものがあります。

このたび、8月21日(土)、6回目となります「靖國神社昇殿参拝、遊就館見学」イベントを開催します。

東京・九段の靖国神社は、明治2年に東京招魂社として創建され、明治12年に現在の名称になりました。幕末の戊辰戦争以降、国のために戦死した246万余人の霊がまつられています。うち213万人が大東亜戦争の死者の霊です。靖国神社を「軍国主義の象徴」「戦争賛美の神社」などととらえる見方がありますが、決してそのような神社ではありません。国のために尊い命をささげた先祖を弔い、心から平和を祈る戦没者慰霊の中心施設です。先祖の尊い犠牲があったからこそ、今日の平和があることを私たちは実感する必要があると考えます。

内閣府による子供達の自己肯定観の国際比較によると日本は毎回最低で、先進諸国と比べると異常な低さという調査結果が出ています。この異様な低さは、教師の歴史観や国家観、間違った歴史教育が原因です。反対に、正しい歴史教育によって先人に感謝し祖国を誇りに思うようになると、自己肯定観は高くなります。歴史教育が「自分はあるがままで価値がある」「自分が生まれてきたことには意味がある」という思いを育てるからです。

私は、ご先祖様がいてくれたから「私がいる、日本という国がある、日本人としての私がいる」ということを実感し、歴史はご先祖様がつくった日本という国の「国づくり」の歩みだということを認識するべきだと思っています。そして、私達は膨大な数の「命のバトン」を受け継いで、今ここに生きているのです。

戦争で尊いたくさんの兵隊さんが亡くなりました。もし、自分のご先祖様が大東亜戦争をはじめ、過去の戦争で亡くなっていたならば、今ここに自分は存在しません。今ここに存在しているのは、自分のご先祖様の代わりに命を捧げて戦ってくれた先人のお陰様です。自分のご先祖様を供養することはもちろんですが、先人に感謝することも大切なことだと思うのです。

今日の平和な日本があるのは、先の大戦で命を賭して戦ってくれた先人のお陰様。私の祖父も戦争経験者で、生きて日本に帰ってきました。祖父が生きて帰って来なければ、今の私は存在しません。人様からどんなに言われようと、私の中ではこの事実は変わりません。もしかしたら、祖父に変わって戦地最前線で戦って亡くなった方がいたかもしれない。その英霊に感謝の気持ちを捧げることは私にとっては当たり前のことです。そして、遊就館に展示されている学校では教えない、違った側面からの「歴史の真実」に触れていただきたいと思うのです。

そんな思いから6年前から個人的に開催しました。そして、今回は「英霊と沖縄戦」と題した、靖國神社職員の方のお話を聞かせていただきます。その話は「驚き」と「衝撃」を受けるでしょう。それは、ここで言うなれば「映画『ひめゆり』」とは違う、それも実際の経験者からの取材と体験、経験の中で培っている「真実」があるからです。

「靖國神社は色々と問題があるから行ってはいけないところ」と思っていた後輩がいました。私は説得をし、実際に連れていき、本殿において昇殿参拝をし、そして一緒に遊就館を見学しました。後輩曰く「その時は計り知れない衝撃を受けました。今では、過去の見方は偏った見方であった」と証言しています。

「鯛の目、比良魚の目」で見、両方の考え方に触れ、その結果どうするかは、その参加者個人の問題です。
私は今回も参加者皆様と一緒に英霊に対する感謝の気持ちを捧げ、歴史の真実に触れ、そして、気付きを感じていただきたい。そう思って今回も企画します。

申込受付は別件の仕事がクリアし次第、7月1日からとさせていただきます。申込受付の際は、改めて詳細を告知いたします。
参加される皆様に気付きが与えられますように。
2021.06.24 14:25 | 固定リンク | イベント
皇位継承問題を語るに大事な三原則
2021.04.30
雨が降りしきる昭和の日の4月29日(木・祝)「万世一系の皇室を仰ぐ~誤解を解こう皇位継承問題」講演会を開催しました。



当日は、「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、運営しました。
そのコロナ禍において、ご来場、そしてライブ配信をご視聴いただき、まことにありがとうございました。トラブルもなく、無事に終えることができました。皆様には心より御礼申し上げます。

お申し込み者、ご招待者含め、会場には約40名、ライブ配信視聴で約30名と計約70名の皆様にご覧いただきました。このコロナ禍にも関わらず、本当に有り難い限りです。



石神井氷川神社儀式殿も初めてのイベント、寺子屋「玉川未来塾」の公開講座も第1回、そして三荻さんも今年初めての講演ということで、初めて尽くしの講演会でした。



「皇室とは精神的な支援としての献身が求められている」といった、上皇上皇后両陛下、天皇皇后両陛下の行幸啓地のテレビや新聞では報道されないキメ細かな取材に基づいた分かりやすい三荻さんのお話は、来場者を釘付けにしました。



そして、「誤解を解こう皇位継承問題」ということで、
・女性天皇と女系天皇の違い
・男系継承は女性差別?
・養老令「女帝子亦同」
・「宮家」の役割
など大変分かりやすくお話をしていただきました。

この講演会のお話の中で、「先例」、「男系」、「直系」といった大事なキーワードが出てきました。

私は倉山満氏著『13歳からの「くにまもり」』という本の中の次の言葉を思い出しました。

「皇室について語るとき、大事にしなければならない原則がある『①先例②男系③直系』。どれが欠けても皇室の歴史は語れない。そして大事なのはその順番である」

歴史を守る方法は先例から探せとして、「今の危機を乗り越える先例は、旧宮家の復活である」と論じています。

詳しく知りたい方は『13歳からの「くにまもり」』(倉山満著・扶桑社新書)をぜひ、お読みいただきたいと思います。

今、「女系天皇」「女性宮家」など、日本国内の議論は、この原則を踏み外し、議論されようとしています。大事にしなければならない三原則を踏み外しているのです。何故、この基本的な原理原則を無視して、ジェンダー論を持ち出し、議論を進めようとするのか。女性宮家や女系天皇など、日本が日本でなくなってしまうということに皆、早く気付くべきだと強く感じた次第です。

この講演会を観たいという方は、ライブ配信の模様が5/13(木)までアーカイブ配信でご覧いただけます。
URLはこちらです。
https://twitcasting.tv/f:3545491502230010/shopcart/61696

皇位継承問題は国体護持の一丁目一番地です。今回の講演会で、皇室について正しく理解を深めていただきましたら、幸いです。
2021.04.30 16:42 | 固定リンク | イベント
我々は皇室のことを本当にわかっているのだろうか
2021.03.18


3月18日付の産経新聞主張欄に「皇位継承の会議 正統守る安定策の検討を」と題した社説が掲載されました。「政府が、安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議を設置した。来週初会合を開く」とし、「安定的な皇位継承の維持は、国家の基本に関わる重要な事柄だ。『日本国の象徴であり日本国民統合の象徴』である天皇が永続する方策を講じる必要がある」と論じています。

我が国は2600年余、126代にわたる皇統の歴史は、お一方の例外もなく初代神武天皇に繋がる男系血統で紡がれてきました。悠仁親王殿下と同世代の男性皇族がいないからと、安易に女系天皇や、それに繋がる女性宮家を認めることは、国体の破壊を意味すると私は確信します。そして、この万世一系を守らなければ、日本が日本でなくなると言っても過言ではありません。ましてや皇位継承問題をジェンダー論で語るべきではありません。

しかし、「女系天皇」「女性天皇」の違いを理解している国民は6%しかおらず、他94%の国民は女系天皇の意味さえ良く分からないといった状況であると、NHKの世論調査で明らかになりました。

平成29年5月25日、「正論SPvol.2『天皇との絆が実感できる100の視座』」が発行されました。「第一章『天皇のご存在はなぜ尊いのか』」の冒頭に、以下の記載がありますので、引用します。
「はじめに天皇はなぜ尊いのか、というテーマから考えましょう。学校でも天皇というご存在の意義や『なぜ私たちは天皇を戴いてきたのか』といったことが語られる機会は少ないと思いますがそれはなぜでしょう。
天皇を肯定的に語ると即、右翼か軍国主義者呼ばわりされてしまうのではないか、そういう空気が存在してきたのは確かな話で、今もそれは存在します。口にするのをなんとなく憚る、そんな空気に慣れるうちに、知っておかなければならないことまでもが語られなくなったように思えます。多くの場合、語りたくないのではなく、語る言葉を持ち合わせていおらず、より状況は深刻だと思うのです。
天皇というご存在は私たち日本人にとってかけがえのないものです。その実像を知ることから本章は始めましょう」。

実は、もしかしたら私たちは、皇位継承問題をはじめ、皇室のことも何も知らない、わかっていないのかもしれません。そういう意味でも、今回、「天皇・皇室の基礎知識」をはじめ、「女系天皇」「女性天皇」の違い、何故男系一系でなければいけないのか、国民が誤解している皇室など、安定的皇位継承のため、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守ること」を、正しく理解していただく機会として、皇位継承問題講演会を以下の通り開催いたします。

第一回 寺子屋「玉川未来塾」公開講座
「万世一系の皇室を仰ぐ~誤解を解こう皇位継承問題~」講演会
【日  時】令和3年4月29日(木・祝)
13時00分 受付開始、開場
13時30分 本殿正式参拝
14時00分 講演「万世一系の皇室を仰ぐ」(講師:三荻祥氏・ジャーナリスト)
※講演のみ、ライブ配信を実施。
15時00分 閉会予定
※混雑状況によっては、受付時間を早めることも考えております。あらかじめご了承ください。
【会  場】石神井氷川神社 儀式殿(練馬区石神井台1-18-24)
【アクセス】西武池袋線石神井公園駅下車
石神井公園駅より徒歩16分、石神井公園駅よりバスに乗車、JA東京あおば下車・徒歩7分
西武新宿線上石神井駅下車
上石神井駅より徒歩15分、上石神井駅よりバスに乗車、あたご橋下車・徒歩9分
http://www.ne.jp/asahi/hikawajinja/hikawahp/access.html
【定  員】50名(先着順、定員になり次第締め切り)
【入 場 料】事前申込3,000円、当日受付3,500円(ともに税込み)※玉串料含む
      ライブ配信申込1,500円(税込み)
【その他】会場来場者には「正論SPvol.2『天皇との絆が実感できる100の視座』」をプレゼント
【主  催】寺子屋「玉川未来塾」

詳細他、お申し込みは以下のURLをクリックしてください。(別ウインドウまたは別タブで開きます)
https://kokucheese.com/event/index/609552/

当日はツイキャスにてライブ配信も行います。会場に来れない方、ライブ配信での観覧をご希望の方は以下のURLをクリックしてください。
https://twitcasting.tv/f:3545491502230010/shopcart/61696

当日はソーシャルディスタンスを保ち運営してまいります。
席数も定員100名のところ上限50名とさせていただきますので、50名になりましたら受付終了となりますことご了承ください。

また、皇位継承問題をより深く理解していただきたいので、当日、会場にお越しいただきました来場者には「正論SPvol.2『天皇との絆が実感できる100の視座』」をプレゼントいたします。

皆様からのお申し込みを心よりお待ち申し上げます。そして、皇室のこと、皇位継承問題をのことを正しく理解していきたいと思います。

講師:三荻 祥(みつおぎ さき)
【プロフィール】
昭和59年香川県生まれ。平成19年長崎大学を卒業後、日本青年協議会の職員として大学生の育成、月刊誌『祖国と青年』の編集に携わる。上皇上皇后両陛下、天皇皇后両陛下の行幸啓地への取材のほか、神道政治連盟首席政策委員・田尾憲男氏の下で戦後の皇室制度・皇室法についての研究を行う。
第26回産経新聞社主催「土光杯全日本青年弁論大会」で最優秀賞土光杯受賞。第5回「真の近現代史観懸賞論文」佳作入賞。
共著『天皇陛下がわが町に』『沖縄戦跡・慰霊碑を巡る』(ともに明成社)、論文『平成の世に生きる若者にとって皇室とは』(別冊「正論」vol.14)、『天皇陛下についてもっと知ろう』(月刊「正論」2019年12月号)など。
2021.03.18 10:34 | 固定リンク | イベント
「映画『二宮金次郎』上映&講演会」御礼
2021.02.25
去る2月23日(火・祝)「天長節」の良き日、「第二回 学校では教えない日本人の物語 映画『二宮金次郎』上映&講演会」を開催いたしました。
ご招待者、一般来場者、スタッフ、そしてライブ配信での観覧者も含め、このコロナ禍でありながら有り難いことに、約300人の方々にご覧いたきました。ご来場、ご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。

当日は、映画「二宮金次郎」の五十嵐監督から冒頭にご挨拶をいただき、映画の見どころや、裏話などをご披露いただき、これから観る映画のワクワク感に浸ってからの映画鑑賞。
二宮金次郎の名前は知っているが、実際にどんなことをした人なのか分からなかったという来場者が多くいらっしゃいましたが、会場は、感動のシーンの連続。すすり泣く声が響きわたり、感動で涙が止まらなかったという人のオンパレードでした。

休憩をはさみ、講師の清水崇史さんの講演。演題は「令和によみがえれ!二宮金次郎」。



同時にライブ配信も行い、「報徳とは」「なぜ銅像が作られたのか」などのエピソードを交えながら、60分間熱く語っていただきました。なかでも「Take&Give」の精神について語られた内容は聞き入ってしまうほど。そして、「金次郎の精神のもと、日本を元気にしていきましょう」と結びました。



清水崇史さんの講演内容は、ツイキャスでライブ配信をしましたが、3月9日まで、録画ではありますが配信されます。
話を聞きたい方は、以下のURLより入ってみてください(1000円となります)。
https://twitcasting.tv/f:3545491502230010/shopcart/54023

なぜ、今、二宮金次郎なのか。
コロナ禍であったからこそ映画を観て、講演を聞いていただきたいと思ったのには理由がありました。
新型コロナウイルスの陽性者反応が出た方や、患者さんを救うために日々頑張ってくださっている医療従事者の方々がいじめにあったりしたニュースが頻繁にテレビを賑わしていました。「何で、こんなことが起きるのか」と憤りを感じたほど。日本人はこんなにも心が貧しくなったのかと悲しい気持ちになったとき、「先人たちはそんな日本にするために命を賭したわけではない」と「偉人の教えを今一度、世に伝えたい」との思いからでした。

明治以来、国定教科書に最も多く登場した明治天皇に次いで多かったこの二宮金次郎。かつて、全国のたいていの公立小学校では、二宮金次郎の石像が立っていました。勤勉の大切さや、勉強はやる気があればできることを子供達に教えるのがこの像の目的でした。しかし、その像は年々姿を消しています。数年前に歴史教科書から坂本龍馬ら45人の偉人が消える!?というニュースが報道されました。減りゆく金次郎像とともに本来日本人が大切にしてきた「何か」が失われつつあるのではないか。そんな状況に私自身、危惧しておりました。

私は「映画『二宮金次郎』」を2つの視点で観覧していました。
①我欲にまみれた人間の性
②至誠(真心)で接した人の生きざま

新型コロナウイルスに感染した方、医療従事者への差別や最近では問題発言で辞任した森会長へのいじめに近いマスコミ報道。「これらについてどう思いますか?」。私は謝辞の挨拶で、そう述べさせていただきました。



今の日本人には、「相手の気持ちになって考える」「相手に寄り添う心」が不足してきているのではないかと思うのです。そして今回は、このイベントを通じて、これらの他に、今の私たちに足りない何かに、二宮金次郎の映画、そして講演を通じて気づかせていただきました。

戦後日本は確かに豊かになりました。しかし、大切な何かを忘れてしまっているのではないか、心は貧しくなった者も少なくはないのではないか、そう思うのです。
今回のこのイベントが、ご参加いただきました皆様にも、先人が築いてきた思いを感じ、正しい歴史を理解し、そして忘れてしまっていた日本人の心を呼び戻していただきましたら、こんなに嬉しいことありません。

寺子屋「玉川未来塾」はこれからも、正しい歴史を理解する一助として、失われた日本を取り戻すため、尽力して参ります。そして、日本にとって良きことを実施していきます。
これからも、寺子屋「玉川未来塾」を応援いただきましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2021.02.25 18:07 | 固定リンク | イベント

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