歴史を学ぶことの意義
2023.02.13
私の持論だが、自国を守るべき安全保障の環境を整えていくことはもちろん大切なのだが、「国を護る」心を持つ次代を担う若者たちが育たなければ、日本国を継承することができないと考えている。そのために「国民を育てる歴史教育」が必要だと自分は思っている。

我が国はGHQ政策の「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」により、国民を育成する歴史教育(国史)を忘れ去られてきた。そして、今も自我形成期に自国の歴史を暗記科目として学び、そして忘れ、ある場合には日本は悪い国、先祖は悪い人と教える歴史教育が現在進行形で存在している。

内閣府による自己肯定感の国際比較では毎回日本が最低。子供達の自己肯定感の異様な低さは、教師の歴史観や国家観、間違った歴史教育が原因なのだという考えに私は至っており、歴史教育が日本国民としてのアイデンティティーを確立させていない現実があると考えている。

反対に、正しい歴史教育によって先人に感謝し祖国を誇りに思うようになると、自己肯定感は高くなる。歴史教育が「自分はあるがままで価値がある」「自分が生まれてきたことには意味がある」という思いを育てるからだ。

ある小学生の感想文を紹介しよう。

「日本の歴史人物・リーダー達は、多くの迷いや苦悩があっても、国の運命のために決断をして、日本を守ってきた。その人たちにぼくはとても感謝している。これからは自分の番だということを意識して、国づくりのバトンを受けつぎ、誇りある日本人として生きていきたい」。

この感想は正しい歴史教育の授業を受けた生徒の感想文である。
こういった人材を育て、そして、確立された安全保障環境を担い、継承してく若者が多くなることが重要であると私は思う。

しかし、昨今の日本を見てみると、心無い事件が多発し、人のありがたみを感じない振る舞いをする人が多くなったように見受けられる。現代の日本人は、GHQの戦後政策(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)により、こんなにも日本の精神が骨抜きになってしまったのか、と思うほどだ。
「そんなにも人様に感謝する心がないのか」
「お互い様、お陰様という言葉を知らないのか」
「自分だけが良ければよいのか」
「自分勝手な振る舞いが周りに迷惑をかけていることも分からないのか」
などなど・・・。

「こんな日本にするために我々は死んでいったのではない」と英霊からの声が聞こえてきそうである。

先の大戦で亡くなった先人は、将来を担う我々に何を託したのか。
その答えを、今一度、先人から学ぶ必要があるのではないのか。そして、正しい歴史を学び、その歴史が何を語ってきたのかを考える必要があるのではないだろうか。
最近、この様に思い、そしてその思いが強まってきた。

今日の平和があるのは間違いなく、先の大戦で命を賭して戦ってくださった英霊のお陰である。先祖の尊い犠牲があったからこそ、今日の平和があるのだ。そして、歴史は日本という国の「国づくり」の歩みであり、私達は先人の尊い、膨大な数の「命のバトン」を受け継いで、今ここに生きていることを認識すべきだと考えるのである。
そのような思いから、令和5年度も国のために尊い命をささげた先人を弔い、戦没者慰霊の中心施設である靖國神社に昇殿参拝し、英霊に感謝をして、そして8月のイベントでは遊就館を見学することによって今日の学校教育とは違った視点から歴史を学び、心から平和を祈ることを目的に以下の内容でイベントを実施することとした。


①「靖國神社昇殿参拝&トークライブ」※アーカイブ配信あり
日時:5月27日(土) 12時受付開始 13時昇殿参拝、13時30分講演開始(90分予定)
場所:靖國神社啓照館
登壇者:奥本康大氏(「空の神兵顕彰会」会長)、葛城奈海氏(ジャーナリスト)
定員:200名
参加費:4,000円(玉串料含む)

②第8回「靖國神社昇殿参拝、遊就館見学」イベント
日時:8月26日(土) 12時受付開始 13時昇殿参拝、13時30分講演開始
場所:靖國神社参集殿、遊就館(小学生~成人までを対象)
講師:禰宜 松本聖吾総務部長
テーマ:「次代へ繋ぐ英霊の思い」(仮題)(60分予定)
講演後、遊就館自由拝観
定員:100名
参加費:大人:3,000円 /小・中・高校生2,000円(玉串料、遊就館拝観料含む)

③「靖國神社昇殿参拝&トークライブ」※アーカイブ配信あり
日時:9月24日(日) 12時受付開始 13時昇殿参拝、13時30分講演開始(90分予定)
場所:靖國神社靖國会館
登壇者:柿崎ゆうじ氏(カートコーポレイトグループ代表取締役会長・映画監督)、葛城奈海氏(ジャーナリスト)
定員:100名
参加費:4,000円(玉串料含む)
 
【告 知】 寺子屋「玉川未来塾」HP、Facebook、Twitter、PRチラシなどで展開する
【申込み】 Googleフォーム、チラシ(FAX)、はがきにより受付
※申込時に参加費を指定口座に振り込む。入金確認後、「入場予約券」を送付
※「入場予約券」は当日受付にて提示し、引き換えに「入場券」(②については「遊就館拝観チケット」も)を渡す
【主 催】 寺子屋「玉川未来塾」


月刊正論3月号において、佐伯啓思京都大学名誉教授と川久保剛麗澤大学教授が「日本における保守とは何か」との対談が掲載されている。その内容はとても読みごたえがあり、そして、考えさせられるものである。
「左翼に対して保守は何を言うべきか」「保守は今、何を問題にするべきか」「国力を高め、国防や安全保障を万全にするということは、保守とリベラルという思想の対立以前の近代国家として当然の課題」「社会科学と文学の間隙にある問題」「『存在の思想』と『無の思想』」など、とても多くの論考が参考になるのだが、私は以下の川久保教授の「リベラリズムの影響によって日本人の伝統的な宗教観、自然観、死生観も大きく変容してきた面があると思いますが、、そうした点について先生はどのようにお考えでしょうか」との問いに対して、佐伯名誉教授の答えに大きな関心を持った。

佐伯名誉教授は「その点については、私は最近、案外と楽観的になっていて、無や無常を前提にした自然観や死生観はわりと現代の日本人の中に残っている気がします。自然に対する愛着とか、ある種の和の精神でうまい具合に自主的秩序をつくっていく。社会の秩序や道徳を、何かによって強制されるわけではなく、人間の理性や合理性でつくりだすのでもなく、ごく自然に試行錯誤しながら一つのまとまりをつくっている。そういう柔軟な能力が日本人にはあると思います。ただそれはマイナスになるときもあればプラスになるときもある。コロナでよくいわれましたが、自粛だけである程度うまくいく国なんてほかにない。ただ、同調圧力など窮屈な面もあるし、政治的責任などという観念とうまく合いません。だけどみんなが自発的に自粛することによって、コロナをある程度は抑えることができた。中途半端だといえば中途半端で、いい加減といえばいい加減です。いい加減というのは、文字通り、ちょうどよい加減を知るということです。それは日本人の知恵だとみた方がいいでしょう。ただ、この日本的な知恵をわれわれは本当の意味で分かっていない。どうしてかというと、それは日本のエリートが日本を駄目にしているからでしょう。エリートというのは要するに、東大出の官僚であり、東大出の学者であり、東大出のメディア関係者であり、東大出の政治家であり、東大出の財界人たち。こういう日本のトップエリートは基本的にグローバリストであり、アメリカにストであり、合理主義者であり、端的にいえば近代主義者です。もちろん東大出というのは象徴的な言い方で、要するに東大型の極めて偏差値の高い、あらゆる問題に対してそれなりの正解を出す日本の学歴エリートという意味ですが、このエリートたちが日本を引っ張っている。だけどこのエリートは、一般庶民の感覚からずいぶん離れてしまったように思います。だから官僚はほとんど信頼を失ったでしょう。政治家は自分の言葉を何も語れない。大学の学者は専門に閉じこもって社会への影響力をほとんどもてない。ジャーナリストはその場その場の発言に終始し、これも存在感を示せません。しかし彼らはたいへんな秀才エリートです。秀才エリートのもとでこの国は、がたがたになっている。そうだとしたら、その次に出てくるものは何か。わりと昔からある、『ああ、こういうことがやっぱり大事だったな』『こういうことはやっぱりちゃんとやっていかないと駄目だ』というような常識にかえることになるのではないかと思う(後略)」。

心ないマスコミが報じる情報に踊らされ、財務官僚の理屈に政治家が踊らされ、日本の社会がおかしな方向へと導かれてしまっている。
そして、ネットによって正しい情報を知ることができる時代であるにも関わらず、その状況の変化を求めない者もいる。ダーウィンの進化論ではないが、「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」との言葉が思い出される。我々が状況の変化に対応し、そして、佐伯名誉教授が言うように、「ああ、こういうことがやっぱり大事だったな」「こういうことはやっぱりちゃんとやっていかないと駄目だ」と思うことが大切なのではないだろうか。

寺子屋「玉川未来塾」の勉強会で、渡辺利夫拓殖大学顧問より「歴史を学ぶことの意義」の講義を受けた。
その際に「人間は同じことを繰り返す『循環史観』に基づく」存在であると話された。そして、「自分が存在する=血脈が誰一人欠けることなく生き繋がれる」ことの大切さを論じ、山本夏彦氏の言葉を引用し「歴史伝統に耳を傾ける=『読書とは死者との対話である』」とお教えいただいた。また、祖先から脈々と受け継がれた血脈=伝統を守ることは運命であるとも説かれたのである。

もう一つの運命として日本という国家にも触れ、日本の伝統の本質について説かれた。
①同質的
②自成的
③連続的
日本の歴史を再確認する「式年遷宮」や「皇室」はその連続的を意味し、そして「天皇家は文明の歴史的象徴である」と。


歴史観、国家観、道徳観など。
先人たちは、私たちの祖先たちは、正しい物の見方、振る舞い方、行動の仕方など、現代日本人に欠けている大切なのもを残してくれている。

今だからこそ、我々は多くのことを今一度、歴史から学習すべきである。そして、改めて先人の知恵や気概、正しい歴史観、国家観を学び、深める必要があると感じるのである。
2023.02.13 11:05 | 固定リンク | イベント
歴史の真実を正しく語り継ぐ大切さ
2022.11.02
去る10月23日(日)、靖國神社靖國会館「偕行の間」において、「鳥濱トメと特攻隊」トークライブを開催した。

当日は晴天に恵まれ、約100人の来場者の皆様にお越しいただいた。本当に有り難い限りである。
本殿にて、昇殿参拝をさせていただき、英霊に感謝の誠を捧げさせていただいた。昇殿参拝をする際に吹く爽やかな風は、英霊がまるで私たちを歓迎してくれたかのような柔らかな風であった。

その後のトークライブでは、舞台「帰って来た蛍」で脚本・演出・製作総指揮を執られ、そして知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会理事長の柿崎ゆうじ監督、知覧特攻の母曾孫で、ホタル館富屋食堂館長の鳥濱拳大さん、そして、知覧特攻の母の孫で、薩摩おごじょ新宿店店主の赤羽潤さんにご登壇いただいた。そのファシリテーターには「戦うことは『悪』ですか」でおなじみのジャーナリスト・葛城奈海さん。

また、舞台「帰って来た蛍」で鳥濱トメさんを演じた伊藤つかささんや、赤羽礼子さんを演じた竹島由夏さん、そして、前田笙子さん及び鳥濱美阿子さんを演じた島村明日果さん、他、たくさんの俳優さんたちにもお越しいただいた。本当に有り難い限り。心から御礼を申し上げたい。

トークライブでは、特攻隊の方々を、献身的にお世話をする「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんのお話や、トメさんと特攻隊の方々との深い絆など、「彼らは何に命をかけたのか」、感謝と感動のお話をいただいた。その時代を共に生きた親族の生のお話はとても貴重な内容だった。

以下、来場者の皆様からいただいた感想の「声」を抜粋し、お届けしたい。


・今回はもとより、毎回メディアに歯取り上げられないような濃い内容で有難いです。(本来はメディアにこそ取り上げて頂きたいのですが)生の伝承を聞けたことは大変胸につまる思いがあり、よかったです。時間がもっとあってもいいくらいでした。特攻の戦士の名誉を汚すことなく語り継いでいかなければと思いを強く致しました。ご遺族、ご子孫の方々のご長命を願うばかりです。(東京都在住・40代男性)

・実際にトメさんからの生の声を伝えてもらったのが一番すごかったと思います。トメさんの孫(潤さん)の話に、涙が自然と流れてしまう位に感動しました。特に手作りの人形を前に持っていると痛いだろうから背中にまわしたところが胸につまってしまいました。写真等を見ると誰もが笑顔だったのが印象的でした。心の奥底は辛いだろうと思います。ネット等、うその情報が流れているので、リアルな話はとても貴重でした。大切な話はきちんと伝えて行くべきだと思いました。もっと聞きたかったです。(東京都在住・50代女性)

・歴史の史実が今日まで間違った解釈をされており、正しく伝わっていません。今回のような真実を後世に伝えていかないとこの先の日本に危惧してしまいます。柿崎さんの話や赤羽さんの話には経験値に基づくのがひしひしと伝わってきます。祖国存亡の為に若く散った特攻隊の話は絶対に後世に引き継ぎ流れていかなければならないと強く思います。司会の葛城さんは進行がとても上手でよく聞こえて祖国を愛されているのがよく分かりました。(東京都在住・50代男性)

・小学校時代 国家を歌わず座る先生が複数いました。中学校時代731部隊が行った人体実験だと残酷な動画を見せられました。年に一度しか会わない祖父母からは戦争の話はほとんど聞けませんでした。野蛮な時代の話とあまり聞きたいとも思っていませんでした。葛城さんと同じような反日教育のたまもので、私はすっかりお花畑で生きてきてしまいましたが、今日のような事実を伝えて下さる方々のお話hをもっと学んで行きたいです。11/26(土)の葛城さんのイベントに行くこともあり、ご縁を感じて本日も参加させていただきました。すばらしい機会をありがとうございました。(東京都在住・40代女性)

・大変良かったです。直接、柿崎監督に会えた。鳥濱拳大さん、赤羽潤さんと会えた。葛城奈海さんと会えた。特攻隊の遺書に泣けた。日本人の歴史の勉強になりました。(東京都在住・60代男性)

・とても良かったです。とくに最後の赤羽さんがお話してくださったトメさんから聞いたお話し。特攻魂とはっていうおはなし。つまり思いやりというおはなしがすごく良かったです。葛城さんの最後のごあいさつも素晴らしかったです。(千葉県在住・50代女性)

・富屋食堂と特攻平和会館には行ったことがあります。TVで観てとても感動したからです。直に、ご子孫の方々からのお話が聞けて、大変感慨深かったです。(東京都在住・50代女性)

・葛城さんの丁寧で情熱あふれる司会、柿崎監督の武士道精神、若いホタル館館長の鳥濱さんの誠実で芯の強い語り、そして薩摩おごじょ店主の赤羽さんと本音で語る一言一言に感動しました。日本人の忘れてしまった誇りを改めて感じました。日本人のやさしさ、大和魂をもっと多くの日本人に気づいてもらいたいと思うとともに玉川さんの活動を微力ながらご支援というか応援していきたいと思いました。今後ともよろしくお願いいたします。玉川さんはじめ関係者の皆様にこのような素晴らしい機会を設けていただきありがとうございました。(東京都在住・60代男性)

・大戦時、いかにしてその時代の人々が国難を切り抜けたか、いかにして世界史の流れを変えたか(東亜の国々の独立)など、大東亜戦争によって先人たちが今の世に残して下さったものをもっと多くの方に語っていただきたいと思いました。(埼玉県在住・50代男性)

・開会前の昇殿参拝、英霊の降りてきてくださっているのを感じました。お力をいただきました。
トークライブでは、初めて聞く話が多く、大変勉強になりました。熱い魂を持つ人がいる。日本はまだまだ大丈夫との思いです。(千葉県在住・60代男性)


「平成に御世代わりして21年…『昭和』はますます遠くなりました。明治開国から日本の独立をまっとうすべく奮闘を続けた父祖たちは、先の大戦を未曾有の経験とし、敗北から奇跡の経済復興を果たして今日の日本を築いてくれました。その『昭和』という時代を生き抜いた日本人の声、前向きな志を、今こそ後世に伝えたい。そんな思いでつくった一冊です」。
これは、別冊正論11号「遥かなる昭和ーあの時代を日本人はいかに生きたかー」で当時の上島嘉郎編集長が、巻末の「操舵室から」で綴った言葉であるが、今まさに、同じ思いでいる。

トークライブの中で、赤羽潤さんは、小学生の頃、鳥濱トメさんに「特攻隊の人達は何で死ぬことができるの?」と聞いたエピソードを紹介してくれた。
その時、トメさんは「それはね、特攻魂だよ」、そして、「特攻魂とは思いやりの心だよ」と答えたそうだ。「この日本を思い、故郷、両親、兄弟、友人など、あの子達にも、恋焦がれていた人達もいたんだよ」と。「本土上陸だけは何が何でも阻止しないとみんながやられる。たったひとつしかない命を散らしてでも守りたい命があったんだよ。じゃなきゃ、死ぬことなんかできない」って。そんな特攻隊の方々を、特攻前夜にはご馳走を振る舞い、中には涙する特攻隊員も少なくなかったという。

我々は、こうした方々の尊い犠牲の中で、今の日本があることを忘れてはならない。

先日、元帝国陸軍(関東軍)士官候補生軍曹の荒木正則さんがお亡くなりになった。私が前職で担当していた「大東亜戦争戦争を語り継ぐ会」に登壇してくださった元軍人の方々はここ数年で皆、お亡くなりになった。本当に残念でならない。
戦争体験者が次々にお亡くなりになり、戦争の記憶が薄れようとするなか、正しく歴史を語り継ぐことが本当に大切となると考えている。

今日の日本の礎を築いた英霊に感謝の誠を捧げるとともに、先人の声を、思いを、そして正しい歴史の真実を次代へと繋いでいくためにも、今後も尽力していきたいと思っている。
2022.11.02 09:49 | 固定リンク | イベント
「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」講演会&トークライブ来場者からの感想
2022.08.25
先月、「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」講演会&トークライブを開催し、来場者(アーカイブ視聴者含む)アンケートに多くの方々から感想をいただきました。皆様、ありがとうございました。

アンケートの回答数は全体の半分。
ご回答いただきました年齢層は、50代、20代、60代の方々が上位でした。
参加の決め手は、江崎道朗先生が告知してくださった、虎ノ門ニュースを見て、あるいは登壇者や主催者のSNS、Twitter、Facebookなどが上位を占めました。
また、イベントの満足度(5段階評価)は平均して、4.7と高評価をいただきました。本当にありがたい。感無量です。
以下、アンケートに記載の感想を抜粋し、列記させていただいております。
どういった内容のイベントだったのか、参加者の皆さんがどんな思いを共有したのか、お読みいただけますと理解できるかと思います。

次回のイベントは8月27日(土)。靖國神社で開催いたします。靖國神社を「軍国主義の象徴」「戦争賛美の神社」などととらえる見方がありますが、決してそのような神社ではありません。国のために尊い命をささげた先祖を弔い、心から平和を祈る戦没者慰霊の中心施設です。今日の平和があるのは、先祖の尊い犠牲があったからこそです。
当日は本殿にて昇殿参拝し、英霊に感謝の誠を捧げた後、長い間、元軍人の方々と関わって来られました松本聖吾靖国神社禰宜・総務部長が「英霊と靖国神社」の演題で講演をいたします。そして、その後、お聞きした講演での思いを噛み締め、遊就館を自由拝観といたします。
ぜひ、足を運んでいただきたいと思う次第です。そして、このようなイベントを家裁することにより、間違った東京裁判史観から、日本人の精神が脱却でき、正しい歴史を次代に継承できるよう行動し続けていきたいと思います。


【「欧米で広がる戦勝国史観の見直し」講演会&トークライブ】アンケート結果(抜粋)

・本日のお二人の話は、共産主義の本当の恐さを教えてくれたと思うのと同時に我々日本人は共産主義の本当の恐さを知らない人が多いと思うので、もっと勉強して回りの人に伝えることが大事だと思いました。(神奈川県在住、60代男性)

・先の大戦時のソ連共産主義による犯罪を裁くべきとの東欧諸国の動きや、ヴェノナ文書公開と連動し、江崎先生たちが日本に押し付けられた戦勝国史観をくつがえし、真実の日本の歴史を検証、発表していこうとされていることを心強く感じました。保守の柱であった安倍晋三さんを失って日本の政治が迷走しないか、と思っていましたが、日本もいい意味で一枚岩ではないということですね。「悪い日本」史観を、そうなのかな?と思いながらすりこまれた世代です。家族や知人もわりとリベラル傾向です。隠れ保守にならないためにどうしたらいいか考え中です。(東京都在住、60代女性)

・歴史については自身でも学んでいるつもりでしたが、大東亜戦争の開戦にソ連が絡んでいたのは大きな驚きでした。また印象に残ったのは、歴史認識を修正するにはリスクがあるという事です。真実を追求したいと思うが、真実が悲劇を生む国もある。それと戦い続ける覚悟が必要なのだと感じた。ただ学ぶだけでなく、発信する側、政治に参加する側になる事が学び続ける意味だと感じましたので、何か1つでも行動に移していきたいと思います。(埼玉県在住、20代男性)

・この度はコロナ禍の中大変貴重な講演会を開催してくださりありがとうございました。江崎先生、モーガン先生の戦勝国史観の見直しを聞き、改めて日本に対する危機感を抱きました。今後、危機感を抱くのみではなくきちんと学んでいく。学んで垢でとどめず、発信していけるようにしていきたいと思いました。悲観しているだけではないと変わらないが、行動をすれば何かしら状況は変わっていくとのお話がありましたように自ら行動を起こしていきます。また参加させていただけることを楽しみにしています。(埼玉県在住、20代男性)

・共産党が世界中で恐れられ、迷惑されていること、真実を言っただけで投獄されてしまうことがあったなど、とても勉強になりました。また、ロシアに何をされたか、語り続けないとしらばっくれられてしまう、語り続けることで国を守れるということを知りました。日本にも遊就館をはじめ戦争のことを残してくれている場所はありますが、もっと語り継ぐ意義を知らなければいけないと思いました。(東京都在住、30代女性)

・お二方のお話を聞き、戦勝国の思う通りの日本ではなく、日本は日本として意思を持たなければならないなと感じました。安倍さんらが歴史を学ぶことで、党内での出世が遅れるぞと脅されるなど、自国で潰し合いをしているのは非常に悲しいことだと思います。政治家にもぜひ頑張っていただきたいですが、私たち国民が日本を良くしていきたいと思い、少しでも行動をしていかなくては、日本は変わらないと思いますので、私自身も周りに発信をしていきたいと思います。素敵な会をありがとうございました。玉川さんが一人でも動くんだ、と強い意志で行動されていることに感銘を受けました。私も私にできることをやっていきたいと思います。(東京都在住、20代女性)

・虎ノ門ニュースで江崎先生のことを知り、ずーっとフォローさせていただいています。ポイント、ポイントでは伺っている内容を全体としてまとめていただいた感じで、更に先生のご著書を読みたくなりました。微力ながら周りの知人に江崎先生のことを紹介しています。モーガン先生のことを初めて知りました。また、良い情報が増えました。(ベトナム在住、70代男性)

・非常に心を打たれるご講演でした。歴史戦も専守防衛ではいけない。という言葉にとても背中を押され、私が出来ることに取り組んでいこうと思いました。このような素敵な活動を今後とも応援しております。(神奈川県在住、20代男性)

・貴重な機会を設けて頂きありがとうございました。初めて知った知識も多くありましたが、一番印象に残ったのは「本質を見る」事と「背景を考える」という事です。国益を考える上で私にできる事は何なのかを考えて行動していきます。(東京都在住、20代男性)

・貴重なお話、誠にありがとうございました。学びが多々ございましたが、大きく3点挙げます。①「リーダーにはインテリジェンスが必要なこと」②「目的の”誠実さ”が人を動かし、仲間をつくれること」③「共産主義という思想の存在に危機感を持って注視すること」です。日々、国際政治に目を向け(日本のメディアに頼るのではなく)世界の流れを見ていきたいと思います。「視野の狭さは国益を損なう」という言葉がございましたが、まさにこれからの日本を考える上で、1人1人の視野を広げる発信をしていきたいと思います。本日はありがとうございました。(東京都在住、20代男性)

・本日は貴重な時間をいただき有難うございました。これまでの人生で知らなかったこと、気付けなかったことを気付かせていただいた時間でした。欧米で戦勝国史観が変わっているということを想像していなかったので大変おどろきました。世界の人は正しい真実、平和な世界を求めているのだと強く感じました。思えば、広島の原爆ドームに多くの外国の方が熱心に資料を読んでいました。それも正しい歴史を知りたかったのかと感じました。世界が大きく変わって来ている中で日本が自国を変えていくという思いをもち行動していくことが大事だと考えました。日本と世界をよくしていくために、1人1人が命を使っていけるように、先を描けるリーダーとなっていきます。(神奈川県20代男性)

・米国の中枢部分にソ連(ロシア)のスパイが入りこんでいたとの事実に驚いた。そして、日米戦争の発火点となったハルノートの〇〇がスパイか~~とのこと・・・。ロシアの侵略を阻止する為の講演会を!(東京都在住、70代男性)

・自分たちが、何が出来るのかを考えて、実際に行動に移してゆくことが本当に大事だと痛感しました。自分なりに精一杯努めていきたいと思いました。江崎さん、モーガンさんはもとより、玉川さんの志の厚さ、誠実さ、真摯さに深く感動致しました。今後も積極的に参加させて下さい。よろしくお願い致します。(神奈川県在住、50代男性)

・「人の文句を言うより、気づいた自分達からまず行動せよ‼」と言うメッセージが心に響いた。東京裁判史観から脱却することに、歴史戦の専守防衛はやめようの気概を学びました。玉川様の気づいた人から行動される姿、しっかりと拝見致しました。私にできることを考え、行動したいと思います。貴重な機会をありがとうございました。(千葉県在住、50代男性)

・江崎先生のご著書に10年程前にめぐりあい、以来、大変意義あるご主張により目覚めた一人です(中西輝政先生によるヴェノナ文書のご著書が出たときに気になりながらも忙殺の日々を送っておりましたので)。同世代や若い方々にさりげなく伝え続け、少しずつ意識の変化がみられた友人たちも増えてきました。2022年7月8日の悲劇で打ちのめされた、落涙の日々ですが、私も草の根の1人として何か踏み出すきっかけと思い本日参加いたしました。おかげ様で日本のために、世界のために、という江崎先生にお力を頂きました。また、モーガン先生のお話により英文献のご紹介をいただき、とても勉強になりました。私が江崎先生、モーガン先生のお仕事の実に大切であると感じますのは・・・現在の団塊世代、共産主義にそめられ洗脳されたあわれな大人をこれ以上産み出す愚を犯してはならないと思うからです。若い頃に染められた赤い眼でしか世を見られない人の見苦しさをもう日本の若い方々にひきついではならないと考えております。本日はありがとうございました。(東京都在住、50代女性)

・ファクトに基づいた事実の歴史観がいかにメディアにより隠されているのか、と感じました。これを機に、先生方のご著書から始め、学びを深めたいと思います。(神奈川県在住、20代男性)

・今回の開催ありがとうございました。戦争に勝ち負けはあるが、勝ち=正義ではないと思っていましたが、真実を事実として並べて判断、評価すべき。ロシアのウクライナ侵略があり、歴史観の見直しが日本の将来を見通すうえで必須と痛感しました。(神奈川県在住、60代男性)

・海外での近代史の見直しがいかに進んでいて、日本が取り残されているか。組む相手が非常に大切であることを学びました。(東京都在住、50代男性)

・ソ連、ロシアのこれまでの犯罪について各国の人々がどう苦しんできたのか、を知った。
モーガン先生が今後世界の希望は日本だ!と言われたのに感動した。(東京都在住、70代男性)

・真実を知り、真実を語り、真実を広めることがいかに重要か認識しました。自分が何かをしなければ世界は変わらないと思います。(埼玉県在住、60代男性)

・ヨーロッパへ足を運ばれた江崎先生の具体的なお話しは、勇気を頂けました。ヴェノナ文書のことを知っていても知っている人はごく一部の人で、東京裁判史観を疑わない日本人をどうかえるべきかと日々思っていました。ですが、ヨーロッパは大きく動いています。もっと勉強して周囲の人に伝えるべきと思いました。モーガン先生から米国の実情、日本への思いを伺い、真実をあきらめずに求めていくことが大切だと思いました。アメリカは一枚岩ではなく、そのことをふまえて対応するべきということも理解できました。お二人とも日本に大切な方々です。どうぞご自愛ください。状況がかわってきているということ、今一度心にとめて活動します。発信することが仲間をつくることですね。(東京都在住、50代女性)

・日本のメディアの狂気はどこから来るのか。なぜ世界情報が少なすぎます。中国・韓国報道はたくさんあるのです。中東においてもまったく嘘の報道が多く、国会は週刊誌ネタに寄る質疑になりとても残念です。自ら動く!先生方のお話を会場に来て情報を得る。来て良かったと思いました。ネット配信にしても、受け手に届かなければ意味がありません。自分で何が出来るか改めて考えさせられました。(東京都在住、50代女性)

・江崎氏の話をいつも、YouTubeを通して観ていたが、実際に聴くとより深い内容で良かった。江崎氏が繰り返し協調されて印象に残った言葉は「アメリカは一枚岩ではない」「誰と組むかが重要」。ネット(テレビも含む)ニュースでは、あたかも「アメリカはこう」だったり、日本にとって不利な事を言う人、あるいはあきらめろというような事を言う人が結構とりあげられている。知らないうちに毒されないようにと改めて自戒した。又、モーガン先生の名言は「共産主義とはウソ」。どうりで、東大の学者だったり、他の学者の本でも何を言っているか分からないと思った原因だった。おそらく、学者自身も半ば自己洗脳して複雑な理論武装しているのかもしれない。(千葉県在住、30代男性)

・共産主義と世界は闘っていることがわかりました。真実を語ること、そして仲間は世界にいることをもっとやっていくことが、明るい未来がつくれると思いました。日本のインテリジェンスは、戦時中はすごかったとのことなので、その力はあると信じて今こそ政府にも期待したい。民間人としては勉強することと、拡散することができることだと思います。玉川さんの心意気にも感動しました。ありがとうございました。(埼玉県在住、40代男性)

・ヴェノナ文書の存在は私もはじめて知り、日本の戦後のGHQにのっとられた教育、生活にわたり、全てが支配され今の日本が戦後レジュームに支配されているのがいまだに続いています。ヴェノナ文書にソ連のスパイがルーズベルト政権に入り込んでいた事実を述べていたことをもっと知られていけば私たちの意識も変わっていくと思います。共産主義には戦っていかなければと思います。(東京都在住、50代女性)

・世界中に仲間がいる、日本は恵まれている、〇〇人からメールが来た、などの具体的な研究中の話が聞けてよかった。やはり思いをもって行動している人の話は重みがあると感じた。(東京都在住、30代男性)

・改めて歴史問題は息長く諦めず言論の戦いを続けていく必要を実感。アメリカのアカディミズムと保守派の実態を知るに連れて、キチンと情報を取っていきたいと思います。日本から英語で情報を発信していくことの大切さを実感。長い間、いわゆる自虐史観なる歴史観でしたので、江崎先生・モーガン先生の著作を知れたことに感謝しております。(埼玉県在住、70代女性)

・とてもおもしろかった。マスコミが広めない「戦勝国史観の見直し」にあなたが取り組んでいるのは大変すばらしいことだと思います。応援します。(東京都在住、70代男性)

・フィンランドやエストニアなどのヨーロッパでの活動を始めて耳にしました。日本語の記述が訳されていないからヨーロッパの人達からすると日本が味方だったのだと知る機会が少ないというのが衝撃でした。真実は味方だという言葉を聞き、国も人としてもそういう生き方がしたいと思いました。(千葉県在住、20代男性)

・非常に勉強になりました。当日は体調が万全でなかったため、参加は諦めてしまいましたがアーカイブで視聴できてよかったです。私は江崎塾に参加しておりインテリジェンスで日本に貢献したいと考えているので、このような活動や講演を聴くととても励みになります。今後も自分なりに勉強をして、江崎さんや、ジェイソン・モーガン氏の活動の力になれたらと思えるものでした。ありがとうございました。(神奈川県在住、20代男性)

・戦勝国史観の見直しということで新たな学びが多くありました。ヴェロナ文書について知らなかったことが多々あり、現在の日本を含めた歴史観の現状を知れたことがとても有意義でした。また、「視野が狭いと国益を失う」、「アメリカは一枚岩では無い、誰と手を組むか」など印象的な言葉がたくさんありました。江崎先生が仰っていましたが、現状に不平不満を言うのではなく、今を生きる我々が何をしていくかが重要だと感じました。大変貴重な学びをありがとうございました。(千葉県在住、30代男性)

・今回の講演を伺いまして、恥ずかしながら何も知らないで過ごしていることを実感させられました。中々自分でアップデートしないことも手落ちだと認識しています。ただ、取っ掛かりを見つけにくい中、とてもいい題材を提供頂きました。ここ10年以上は隣国に好き放題に言われて歯がゆく悔しいと思っていました。日教組の強い地域での学校教育の影響で戦争中の話を中々したがらない祖父に対してやましいのだろうと感じる時もありましたが、本当は違ったのだろうと今になって確証に変わりました。(東京都在住、60代男性)

・事実に基づく歴史認識を広げて、公正な社会認識が世に広まるようになることを期待します。そのために自分に何が出来るか考えてみたいと思います。虎ノ門ニュースも是非拝見したい。(埼玉県在住、50代男性)


間違いだらけの歴史が見直され、そして、左翼、リベラルに貶められることがないよう、日本が正しい方向へ向かうよう、正しい歴史の真実を伝えていきつつ、これからも微力ながら尽力して参りたいと思います。
2022.08.25 14:06 | 固定リンク | イベント
無関心であってはならない
2022.03.03
去る2月23日(水・祝)、天長節の祝日に「映画『めぐみへの誓い』上映&トークライブ」を、新型コロナウイルス感染対策を講じた中で開催し、観覧者、関係者、スタッフを含め、約160名の方々にお越しいただきました。それも約8割の方が初見だったとのこと。コロナ禍のため、当日キャンセルの方もいらっしゃいましたが、それでも、10代の高校生から80歳を超えるご高齢の方まで、ご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

第一部では、13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いた本映画を上映。第二部のトークライブでは、本映画の野伏翔監督をはじめ、横田めぐみさん役の女優・菜月さん、横田早紀江さん役の女優・石村とも子さん、そして、ファシリテーターにジャーナリストで、長年、拉致被害者奪還のために尽力されてきた葛城奈海さんにご登壇いただき、拉致の残酷さと実態、そしてそれぞれの拉致事件に対する思いや感じていることなど、約90分間、赤裸々にお話しいただきました。

私が論ずるより、ご来場いただきました皆様がお答えくださったアンケートの内容の方が、どういったイベントだったかよくわかるかと思いますので、抜粋してご紹介いたします。


・素晴らしい内容でした。参加してよかったです。先ず、映画の説得力の強さと、臨場感を大いに感じた。約90分間で拉致問題の全体像、そして、特に重要と思えるところは細部まで、とても分かり易く、描かれていて、理解を深めることが出来ました。トークライブは、どの方もお話に気持ちがこもっていること、そして、訴えたいことがこちらに伝わってきました。簡潔明瞭で発音もさすがにきれいで、一言残らず聞き取ることが出来たと思います。日々の我が身を振り返る思いもしました。今後の自らの生き方もよくよく見直したいです。有り難うございました。(群馬県在住50代男性)

・日頃より、玉川様のご活躍、頼もしく思います。今日の催しに参加させていただき、被害者の方、ご家族の方々を慮(おもんばか)る多くの人とご一緒させていただき心強く思いましたが、虚しさは消えません。国は掛け声ばかりで具体的な方針を示しておりません。レバノンを見習って毅然とした闘いを挑むのは当然の事と思います。玉川様には今後ともご自愛の上、お力添えください。(東京都在住80代男性)

・北朝鮮拉致という言葉はたくさん聞いたことがあったのですが、実際、どういった事件だということを知りませんでした。この歴史知らずに20年間生きてきたということに悔しさを覚えましたし、もっと知りたいと思いました。私にできることは少ないかもしれませんが、少しでも行動していきたいですし、この歴史を知った上で、生きていく事が大事なのだなと思いました。そして、私がこの歴史を知らなかったように、知らない若者はたくさんいます。そういった者達に歴史を知っている私達が伝えていく事が大事だなと感じました。(神奈川県在住20代男性)

・あらためて拉致問題について日本国民一人ひとりの関心を高めていかなければならないと感じました。私は学校教育に携わる者として、このことを子供たちにしっかりと伝えていかなければならないと強く思います。本日は有り難うございました。(千葉県在住50代男性)

・貴重な機会をありがとうございました。玉川さんの主催された志、しっかりと受け止めました。めぐみさん母早紀江さんが「娘が帰ってきたら一緒に(映画を)観たい」との言葉がささった。(千葉県在住50代男性)

・ニュース等で取り上げられている時以外は忘れてしまう事項でしたが、こういったストーリーある映画で、思い出す場面、増えると思います。(東京都在住40代女性)

・近くで「めぐみへの誓い」を上映されなかったので、この様な機会を頂き、有り難うございました。拉致被害者、そして、ご家族の皆様が経てこられた地獄そのものの惨劇、どうして祖国に取り戻すことが出来ないのか、怒りと悲しみが込み上げます。日本国内にも多くの協力者がいながら、取り締まることもできない不条理。こんな鬼畜達にバカにされるばかりでは国の形は成していません。憲法改正、スパイ防止法制定などやるべき事は山ほどあるのに、国会すら反日工作員の牙城と化している国。しかし、絶望していては敵の思い通り。気づいている国民が発信していくことが大事だと思います。その為にも、今回のイベントは本当に有り難いです。また、野伏監督はじめ、この映画に関わって下さった全ての方々に感謝です。(神奈川県在住60代女性)

・TV報道のみならず、被害者や家族の苦しみ、悲しみ、苦労などが分かりやすく理解できた。国と国の問題や歴史が根源にあるため、難しい事や困難もあると思うが、諦めずに出来ることから協力していきたい。被害者一部の帰国が15年も前である事に驚いた。この問題を風化させる事なく、若い世代にも引き継ぎしていくべきだと思う。(東京都在住女性)

・映画はタイミングが合えば是非観たいと思っていたので、都合が合い、本当に良かったと思いました。厳しい現実をつきつけられているため、辛いですが日本人としてきちんと向き合うべき問題ですので、非常に貴重な機会をありがとうございました。トークライブはかなり深いところまでふれていただき、大変良かったと思いました。このような話題をもっとオープンに話せる機会を増やしていかないといけないと感じます。まだまだ世の中に知られていない日本の問題がたくさんあると思います。ひとつひとつ、少しずつになると思いますが、1人でも多くの日本人が自分のこととして考える機会を今後も作っていただけると嬉しいです。(東京都在住女性)

・私は新潟市出身で拉致問題は他の方よりも身近に感じてきていました。しかし、実際は何も知らなかったのだと痛感しました。拉致された人の身に起こったこと、テレビで観る会見以外での家族の心情を考えた時に、どうしてもっと早く知ろうとしなかったのだろうと思いました。1つ1つの出来事の背景をもっと想像できるようにしていきたいと思いましたし、今回、こういった機会をいただいたからこそ、少しでも行動に変えていきたいです。ありがとうございました。(埼玉県在住20代女性)

・拉致被害者のご家族が高齢化してきている中、日本が日本である為に決して忘れてはならない事だと思います。拉致事件を風化させない為にも、非常にリアルな映像として製作してくださった方々に感謝申し上げます。又、このような機会を設けてくださった玉川様にも感謝いたします。国民が本当に拉致事件に対して真剣に課題であるとしてとらえ、声を上げていかなければ政治家は動きません。多くの政治家が国民からの声から問題視して、国を守る体制にしていかなければ、日本人を取り返す事は出来ないと思います。1人1人の力は小さいかもしれませんが、これからも日本を良くする為に、自分ができる事をしていきたいと思います。この度は、ありがとうございました。そして、これからも日本を良くする為のイベントを開催してください。機会があれば、又、参加させていただきます。(東京都在住40代男性)

・すばらしい映画を作っていただき、又、トークイベントとの上映会をありがとうございました。映画を作られた経緯やエピソードを監督、女優さんの立場からそれぞれ伺って良かったです。この作品に長く関わっていた葛城氏の司会もわかりやすいと思いました。「政府広報で拉致を伝える」、良いと思います。海外での上映をしてほしいと思っていました。これもお金がかかるので、クラウドファンディングしてください。(東京都在住50代女性)

・舞台も観劇して、グッとくるものがありましたが、映画はよりリアルに描写され(本来はもっとすごいらしいですが)「自分の子供が突然消えたら」と思うと、悲しいどころの話ではないと感じました。日本の自衛隊が取り返しに行ける軍隊になるのが早いか、北朝鮮が崩壊するのが早いか、と考えてしまいます。攻められないのであれば、守りを強めることに力を入れておくことも大切かと思いました。また、映画のあとにトークショーがあることで、広めていこうという気持ちが湧いてきます。(埼玉県在住40代男性)

・20代の自分が、何も知ろうとしてこなかったことに情けないと感じました。そして、これからはまず、知ろうとすることから始めていこうと思います。そして、同世代にも伝えていけるような人になりたいです。この問題は横田さんだけの問題ではない。今後も日本にどんな悲劇が起こるかわからない。だからこそ、戦う姿勢を持つことの大切さを痛感しました。日本を、人々の命をこれからも守っていくために、何か行動を起こさなければ、という気持ちにさせられました。このような機会をいただき、ありがとうございました。(東京都在住20代女性)

・映画はもちろん、その後のトークライブのおかげで非常に理解でき、印象に残った。現在の日本国民の生命や財産が侵略されている問題を自分のまわりから広めていきたいと思う。(港区在住50代男性)

・今までいろんな映画を観てきましたが、これほど深くささる思いを抱いたのは初めてです。日本はこのままではいけないと…。一人の日本人として、一人の人間として、めぐみさんと同じ世代の一人として胸の奥が痛く、切なく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。このようなつらい負の重荷をさらに横田拓也さん、哲也さん、飯塚さんの若い世代に引き継がせた責任を私達国民は痛切に感じなくてはいけません。私は若い頃、気ままに一人旅をしました。拉致事件が明るみになり、かつての旅した地点何か所かでこの事件が発生していたことを知り、背筋に寒気が走ったことを覚えており、今もってゾクリといたします。この映画を、知人、友人に伝えます。監督、スタッフの皆様、ありがとうございました。また、このような企画をしていただき感謝しています。(東京都在住50代女性)

・本日は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。映画を初めて観ました。感想として、一番湧き上がるのは「情けない」ということです。我々、同じ日本人が連れ去られているのに、何もできていない現状。その原因は〝教育〟だと責任を感じます。これまで、解決できなかったのは仕方がないかもしれない。しかし、これからの未来は変えていけるはずです。「微力は無力」ではありません。小学校教諭である私がまず、子供たちに伝えていくことで、世論は動き始めるかもしれない。そんな気概をもって進んでいきたいと思います。決意新たに頑張ります。ありがとうございました。(千葉県在住30代男性)

・印刷工の男性を売った工場長に驚きました。あれは実話ですか?誰ですか?今、高校1年ですが、拉致の問題を学校で扱ったのは小学校で1度きりです。若い世代に広めたい。(東京都在住10代男性)

・恐ろしいくらいに切なくて悲しくて、その声がめぐみちゃん達に本当にとどいているのでしょうか。私もめぐみちゃんより少し年上なだけで、そして秋田出身。身につまされる思いです。新潟に来なければ人生も変わっていた。めぐみちゃんじゃない子が拉致されたかもしれない。私だったかもしれない。親がどんなに泣き叫んでも拉致なんて認知されなかったかもしれない。そこまで横田夫妻はじめ思いが少し近づけたかもしれない。それでも解決にはいたっていない。自分だったら、自分の家族ならと、このコロナで会いたい人に会えない思い、死んでいく思いを身に染みてわかったのではと思っています。だからこそ、日本国民としてぜひ全員を還して欲しい。節にいつも祈っています。(千葉県在住50代女性)

・この映画は初めて観ました。改めて北朝鮮への怒りが込み上げてきました。併せて、政府の無為無策にも怒りを覚えます。拉致問題と領土問題は国民にナショナリズムを惹き起こさせるって言うことを何かの記事で読んだことがあります。特にメディア(TV、新聞等)が取り上げようとしなかったことへも怒り心頭に達します。昭和53年7月31日に柏崎市の海岸から拉致された蓮池透さんとは偶然にも同じ大学で私が4年(卒業年)の時に起こった事件でした。ひょっとしたら御茶の水キャンパス(当時)ですれ違ったことぐらいはあったかもしれないと思うととても他人事とは思えません。(東京都在住60代男性)

・子供に伝えたいことがたくさんありました。過去のことではないと、今でも起こっていることかもしれないとこわくなります。力を尽くしたいと思いました。(東京都在住女性)

・〝拉致〟が未だに解決していないのはなぜか。日本政府は今まで北朝鮮に対し、何をして来たのか。苛立ちが募るだけです。そして、自分に何ができるのか。自問する日々です。とても有意義な〝上映&トークライブ〟に参加できました。ありがとうございました。(東京都在住70代男性)

・拉致問題の深刻さを改めて認識しました。日本政府に対し、強く救済を求めていかなくてはならないと強く感じました。今後とも、貴団体の継続的な取り組みを期待しています。(東京都在住60代男性)

・改めて拉致被害者の惨状、関係者の悲嘆を感じることが出来た。政治家、官僚、日本人全てが救出に向けた活動を一層強化する必要がある。(東京都在住60代男性)

・今回、「めぐみへの誓い」を鑑賞するのは2回目でしたが、1回目に鑑賞した時とまた違った視点や、違った感情という部分に気づくことができました。拉致問題については、ニュースでは、取り沙汰されるけれどそれまで。それ以上が説明されたら、実情が伝えられることは少ないように感じています。私は、22歳で、拉致問題に関しては、私が生まれるより以前の問題かもしれませんが、一日本国民として、命を守っていく姿勢、取り戻す姿勢というものは、若者だからこそ持ち得ておく必要があると強く感じることができました。私は、4月より私立学校の社会科の教師として働きます。日本の歴史とその本質をしっかりと生徒たちに伝えられるようになるためにも、このような講演会や上映会に積極的に参加して、学びを続けていこうと思います。そして、学んだことを正しく生徒たちに伝えられるよう精進してまいります。(神奈川県在住20代男性)

・拉致被害者の方々、そのご家族の方々のいたたまれないお気持ちを思うと胸が苦しくなります。拉致問題の根本的な解決法は防衛的な軍事力を他国の水準に高める事に尽きると思いました。経済力では解決できません。自国民、さらには日本の領土は自国で守らないと、同盟国や国際条約では守られない事態に追い込まれています。またウクライナの一部がロシアに占領された今日、日本も他山の石としてぼんやりと見守ってはいられない。政治家を変えなければ。富国強兵の為の憲法改正を求めて行かなければ、そんな気持ちにさせられました。(東京都在住60代女性)

・めぐみさんとは同い年であり、数十年の間のほほんと過ごして来たことに後ろめたさを感じています。内閣総理大臣が喫緊の最優先課題と言っているにも関わらず、国家による残酷な犯罪に対して、何も対応出来ない日本という国家、日本国憲法は何のために有るのだろうか?心ある国会議員、官僚達が声を上げられる自立した国家になって欲しいと祈るばかりです。増元さんの言葉や野伏監督のお考えを聞けたことも貴重な経験をさせていただきました。なかなか世間的には十分認知されてるとは言いがたいですが、自分なりに出来ることをやっていきたいと感じました。(埼玉県在住50代男性)

・菜月さんの演技中の話しに洗脳の怖さを垣間見た気がします。キャストのリアルな声、監督の思いなど聞けて良かった。自分達は何ができるのだろうか、これならできるかもという具体的なことに思いつきました。(東京都在住50代男性)

・映画の内容、トークライブなど、同じ考えの人たちと同じ空間で有意義な時間を過ごすことができた事に感謝です。ありがとうございました。増元さんも来られてお話しされたのは、拉致問題を身近に感じる事が出来良かったです。また拉致問題は我々のように気づいている人ではない他の人たちにどう理解してもらうかも重要であると再認識しました。(千葉県在住50代男性)

・これまで拉致問題に対して無関心でいる国がいる、そして国民も無関心だということに驚くような内容でした。そして、自分自身が行動に移したりすることが大切だと学びました。見て終わりではなく行動することを意識したいです。このようなイベントをありがとうございました。(埼玉県在住30代男性)

・とても感動しました。拉致の事は知っていましたが、詳細までは知らず、今回の映画を見て真実を知る事が出来ました。特定失踪者が本当に多くいる事に驚きですし、その中で数名しか帰国できていない事に関して本当に残念です。トークライブも大変勉強になりましたし、トークライブがあったからこそ映画の裏側も分かりました。また演じるからこそわかる当事者の心情を役者の方が伝えてくださり、動かなくては、という気持ちにさせていただきました。本当にありがとうございました。劇も行ける機会がありましたら友人を連れて行きたいと思います。ビデオもレンタルできるようになりましたら家族とも見たいと思います。(東京都在住30代女性)

・大きく以下の2点。①無関心 という言葉が心に刺さりました。②国民の声を発信して変えるしかないと感じました。このまま時間切れで、無かったことにはさせたくないというのが率直な気持ちです。イベントの後、ブルーリボンバッチをつけて会合へ行くと、早速声を掛けられました。草の根活動かもしれませんが、私に出来る「同じ日本国民を守るための活動」を地道に続けていきます。貴重な機会をありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(男性)

・本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。映画やトークショーを見て、国際犯罪にもかかわらず解決できない日本の状態に憤りを感じました。私も秋田県出身なので、秋田が北朝鮮の方がたどり着く場所でもあることはなんとなく耳にしたことがありましたが、国防という観点から考えると、自分も人事ではないなと思いました。改めて、こういった問題を風化させないためにも若者こそがこういった場にいるべきだと感じました。(男性)

・初めて「めぐみへの誓い」を視聴させていただき、さらに製作者の方々のお話を拝聴して、ブルーリボンバッチに込められている重みを感じ取りました。また、私自身が小中学生の時代に拉致被害者が5名帰国したときは、拉致事件に対する国民の関心が最も高かったことを思い出しました。日本人が北朝鮮の国家犯罪を忘れることは、日本が主権国家ではないことを日本人が証明してしまうことになるため、今後、私自身に出来る事としてブルーリボンバッチを身に付けて、周囲の人々に拉致事件を風化させないように努めてまいります。(男性)

・本日は貴重な機会を本当にありがとうございました。映画やトークライブを通じ、拉致被害の酷さを痛感しました。母として、娘として非常に胸が痛み、涙が止まりませんでした。帰宅後も暫く自分の目の前から大切な家族がいなくなってしまう恐怖をひしひしと感じました。拉致被害者はもちろん、拉致の可能性がある方々を最後の1人まで救えるよう同じ日本人として闘い続けたい、無関心であってはならないと強く思いました。自分毎としてしっかり考え、国民として拉致事件を風化させないようにしていきます。本当にありがとうございました。(30代女性)

・映画を観たことで、拉致被害者の方々のリアルを近い距離で感じられた気がします。鑑賞中、ずっと横田滋さんのことが頭にありました。もう亡くなってしまったんだな、とひたすらに悔しさ・悲しさを感じていました。無関心でいることの罪深さを実感しました。「バッジをつけることから・選挙に行くことから・周りに伝えることから」と出来ることの答えを提示して頂いているにも関わらず、動けない自分や変わらない状況に憤りを感じます。今こうして綴っている言葉が風化しないよう、実践していきます。(埼玉県在住30代女性)

・本日は、「めぐみへの誓い」を拝見し、観るのが、苦しくなりましたが、これが現実なんだなと感じました。そして、玉川先生の行動を拝見し、感じたことが、自ら動かなければ何も変わらないということです。自ら行動しないと変わらないけれども実力が伴わず、結果が出ないことがあります。それでも結果が出るまで力を付けたり、別の選択肢を考え、行動することが良い結果に繋がると信じています。まず、私は、拉致問題はSNSで情報発信し、みんなに共有していきたいと思います。玉川先生、本日は、貴重なお時間をいただき、有難う御座いました。

・この度は、映画『めぐみへの誓い』や野伏監督や出演者の皆様のお話を聞き、拉致問題について自分ごととして考える貴重なきっかけとなりました。我々の拉致問題への無関心が政治家の無関心に繋がっている。実は癌は政治家ではなく、国民の拉致問題への無関心が癌なのだと感じ、この映画を一人でも多くの国民が見て、関心を持つことの価値とこの映画の力を感じました。一人ひとりが拉致問題を風化させないよう関心を持つ必要性を感じさせていただきました。(30代男性)

・映画を拝聴させて頂き、今この時代にこんな事が同胞に対して行われていたのか、本当に起きた事なのか、驚きと衝撃とショックで、途中から見るに耐えられなくなってきました。また、自分は少なからず、〇〇〇〇さんなどを通じて、拉致について触れる機会があったのに、結局どこかの誰かの話で終わっていて、他人事で、無関心で、「もし自分の家族が拉致されたらどうですか?」という問いをいかに恐ろしい事であるのか、また現実味を持って受け止められてはいなかったんだなと気付かされ、そんな浅はかな自分にも失望し、終わった後は抜け殻のように呆然としていました。ですが、逆に言えば、いくら言葉だけで訴えても、いかに大変な事が起きているのか、平和ボケしている我々にはそこまで届かないのかも知れないと身を持って感じました。だからこそ、野伏監督がこのように映画化していただいた事はそんな我々の気持ちを変える大きなキッカケになると感じました。なので、安直かも知れませんが、Netflixなど動画配信サービスで流せたら良いのにと思いました。今後ブルーリボンバッジの着用や署名、この映画を薦めるなど自分の出来る事からやらせていただきます。この度は本当に有難う御座いました。(30代女性)

・私も含めて、無関心であった事に恐怖を感じました。そして本日来場された方の多くがご高齢で、今こそ我々若者が立ち上がり、興味を持ち、周りを巻き込んでいく必要があるという思いに駆られました。私自身ももっと日本に興味を持ち、知る努力、仲間を作る努力を、社会活動を通じてしていきたいと思います。(男性)


この感想をご覧いただきました皆様、どう思われますか。

ロシアによるウクライナへの侵略を、他人事だと感じている方もいるのではないかと思うのですが、台湾有事、尖閣奪取は他人事では済まされないのです。拉致事件もそうですが、無関心ほど無責任なものはない。無責任であってはならないのです。

過去を正しく知り、未来を正しく切り開く。そのためにも、色々なことは無関心ではなく、我がことのように捉え、そして、解決するためには何ができるか、できることから、行動することに意味がある。

次回のイベントも、今の日本に必要な内容を企画し執り行います。今年の夏を予定しておりますが、時期が参りましたら、またご案内をいたします。どうぞ楽しみにしてください。そして、お越しいただき、思いを共有できましたら幸いです。

最後に、今回のイベントでファシリテーターをつとめていただきました、葛城奈海さんのご著書『戦うことは「悪」ですか』の「おわりに―日本人の使命」に我々日本人に必要なことが書かれています。それを紹介し、結びの言葉にしたいと思います。

「コロナ禍にもかかわらず、映画『鬼滅の刃 無限列車編』が国内歴代興行収入一位の金字塔を打ち立てました。大人も子供も夢中にさせるこの作品は、戦後体制によって失われたと私が嘆いている『尚武の精神』の塊のようなキャラクターたちがスクリーン狭しと暴れまわります。そこに描かれているのは、単なる勧善懲悪でなく、相打ちや自己犠牲を厭わない、極めて日本的な戦いぶりです。しかも、そうした精神を宿し、一般隊士とは格の違う強さを持つ『柱』と呼んでいます。本文中でご紹介したとおり、これは神様を数えるときに使う言葉。暗に彼らが神のような存在だと言っているのだと、私は理解しました。こうした作品が、現代日本人の心をわしづかみにしているところに希望を感じます。日本社会から戦う気概が失われて久しいように思えてしまいますが、この作品がヒットしたということは、日本人の中に実は、尚武の精神に対する渇望があるのではないでしょうか。
和を尊びながら、それが脅かされそうになったときには戦うことも辞さないという大和魂を持つ日本人がリーダーシップをとれば、世界平和の実現にも地球環境問題解決にも大きく貢献できると私は信じています。それこそが日本人の使命だと思えてなりません」。
2022.03.03 22:28 | 固定リンク | イベント
映画「めぐみへの誓い」上映&トークライブを開催するにあたり
2022.02.08
私が産経新聞社正論調査室に勤務していた頃、正論シネマサロンで「舞台版『めぐみへの誓い』上映会&トークライブ」を開催したことがあった。今から5年も前のことである。
その年は、横田めぐみさんが拉致されて40年という年で、拉致被害者が帰国してから15年弱もの年月が経過していた。逆を言えば、拉致被害者が帰国してから15年もの月日が経とうとしているのに、その後、誰一人も拉致被害者が帰国していないという事実があった。

拉致被害者が帰国してから15年弱、そして、横田めぐみさんが拉致されてから40年も経とうとしているのに、何一つ事態は進展していない。そんな危機感もあって、第9回正論シネマサロンで取り上げたのである。
それから約5年。政権が変わり、事態は進展するのかと思いきや、環境はますます悪くなる一方ではないかと思っている。なぜなら、中国に対する忖度、韓国へ配慮したかのような佐渡金山の世界遺産登録に対する決断の遅さなど、岸田政権の外交の迷走ぶりに疑問があるのと同時に、今年の参議院選挙までは何一つ、物事が動きそうもないとの声が漏れ聞こえるからである。

昭和52年11月に横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で45年にもなろうとしている。地村保志さん夫妻・蓮池薫さん夫妻・曽我ひとみさんの5人の拉致被害者が帰国したのは平成14年で、20年弱の年月が経過している中、政府は拉致問題を「最優先課題」としながら、その後、ひとりの帰国も実現できていないこの現状は、「やるやる詐欺」ではないのか。
今朝まで元気で学校に向かって行った我が子が、突然、消息不明となり、家に帰ってこない状態を想像してみてほしい。その家族は本当に平和状態だと言えるだろうか。戦争がない状態だけが平和なのか。他国に連れ去られた拉致被害者を救えないでどうして平和だと言えるのか。そして、国民はこの問題を我がことのように捉えているのだろうか。すでに、この拉致事件を知らない世代も多く、風化していく恐れもあるのが現状にも関わらず。
政府を動かすには我々国民の一人一人が、声を上げていかなければならない。そう感じて、今回、2月23日に「映画『めぐみへの誓い』上映&トークライブ」を開催する。

先月の産経新聞での連載「めぐみへの手紙」を読んで、胸が詰まった。横田滋さんが、そして、拉致被害者家族会の2代目代表を14年務めた飯塚繁雄さんが83歳で亡くなったことを嘆き悲しんでいた。それと同時に、家族会代表を、横田めぐみさんの弟・拓也さんが引き継ぎ、そして、双子の哲也さん、耕一郎さんが救出運動の中心になってしまった現実に目を向け、私たち親世代の家族が自らの世代で拉致事件に決着をつける覚悟であったにも関わらず、それが果たされず、問題が次世代の禍根となりつつある現実が悔しくてならないと思うのです。

「改めて日本国、そして北朝鮮に問います。私たちはあとどれだけ、この地獄の業火に耐えなければならないのでしょうか。非道な国家犯罪で連れ去った子供たちを故郷へ戻す。過ちをすぐに正し、人の道に立ち返っていただきたいのです」と思いを吐き出し、「北朝鮮は今年もミサイルを発射し、軍備強化の道をひた走っているように見えます。でも、日本の国会では拉致、北朝鮮の問題が真剣に論じられているようには感じられません。国民の命、幸福を守れなければ『国家の恥』です。解決をみない長い年月、私たちは12人の総理大臣と面会し、何度も同じことをお伝えしてきました。被害者も家族も残された時間が少ないことは明らかです。政府の、内閣の『最重要課題』であるならば、局面を打開する具体的な行動を切望します。国民の皆さま。拉致被害者を自らと思い、声をあげてください。被害者に祖国の土を踏ませるのは政治の力ですが、政治家の『気概』を後押しするのは世論にほかなりません」と思いを赤裸々に語っている。

その思いに応えたい。そう思い、私は2月23日のイベントのリアル開催にこだわっている。

映画「めぐみへの誓い」の監督を務めた野伏翔監督は、13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いた本映画を通じ、この問題に長い間、取り組み、向かい合ってこられた。そんな、野伏翔監督の思いや、横田めぐみさん役の菜月さん、横田早紀江さん役の石村とも子さんらが上映後に行うトークライブ「日本よ、誓いを果たす国になれ!―めぐみへの誓い―」を通じて話す、拉致の残酷さと実態を感じて欲しい。そして、このイベントが拉致問題解決に向けて、国民の意識が高まり、我がこととして捉えるきっかけとなり、併せて拉致被害者救出の一助になればという思いで企画したのである。司会進行にはやはり長年、この拉致事件に携わってきたジャーナリストの葛城奈海さんにつとめていただく。

多くの方々に、ぜひ、足を運んでいただきたいので、以下、お知らせしたい。

【日 時】 令和4年2月23日(水・祝)
11時 受付開始・開場、12時 開会、15時30分 閉会予定
第一部 映画「めぐみへの誓い」上映(102分)
第二部 トークライブ「日本よ、誓いを果たす国になれ!―めぐみへの誓い―」(約90分)※アーカイブ配信(予定)

【登壇者】 野伏翔氏(映画監督・劇団夜想会主宰)、菜月氏(女優)、石村とも子氏(女優)
【ファシリテーター】 葛城奈海氏(ジャーナリスト・俳優)

【会 場】 銀座ブロッサム(中央区銀座2-15-6)
東京メトロ有楽町線「新富町駅」1番出口徒歩1分
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」5番出口徒歩6分

【入場料】 3,000円(税込)※事前振り込み

【申込み方法】下記、いずれかの方法でお申し込みください
(定員900名に達し次第、締め切り<先着順>)
①右記URLの専用申込フォーム⇒ http://d.quel.jp/5670679
②FAX ⇒ 042-519-7101
③はがき ⇒ 〒196-0022  昭島市中神町1140-28 浜名住宅2F 寺子屋「玉川未来塾」玉川博一宛
※②、③の場合、「めぐみへの誓いイベント」と明記の上、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・チケット希望枚数をご記入の上、お送りください。
※申し込み後、約1週間程度でお送りします「入場予約券」に、入場料の振込方法など記載しておりますので、御確認の上、事前にお振り込みをお願いいたします。当日は、受付にて入場予約券をご提示ください。

【主催・問い合わせ】寺子屋「玉川未来塾」
〒196-0022  昭島市中神町1140-28 浜名住宅2F
TEL&FAX 042-519-7101/ E-mail tamagawamiraijuku@gmail.com

※当日は「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」のもと、運営してまいります。
※記載していただいた個人情報は、入場予約券などのチケット、および主催するほかのイベントの案内などの郵送以外には使用しません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。
※トークライブのみ、後日アーカイブ配信(有料)を予定しています。詳細は、後日、このホームページにてご案内いたします。

開催まで、あと2週間。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。
2022.02.08 21:42 | 固定リンク | イベント

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