皇位継承問題を語るに大事な三原則
2021.04.30
雨が降りしきる昭和の日の4月29日(木・祝)「万世一系の皇室を仰ぐ~誤解を解こう皇位継承問題」講演会を開催しました。



当日は、「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、運営しました。
そのコロナ禍において、ご来場、そしてライブ配信をご視聴いただき、まことにありがとうございました。トラブルもなく、無事に終えることができました。皆様には心より御礼申し上げます。

お申し込み者、ご招待者含め、会場には約40名、ライブ配信視聴で約30名と計約70名の皆様にご覧いただきました。このコロナ禍にも関わらず、本当に有り難い限りです。



石神井氷川神社儀式殿も初めてのイベント、寺子屋「玉川未来塾」の公開講座も第1回、そして三荻さんも今年初めての講演ということで、初めて尽くしの講演会でした。



「皇室とは精神的な支援としての献身が求められている」といった、上皇上皇后両陛下、天皇皇后両陛下の行幸啓地のテレビや新聞では報道されないキメ細かな取材に基づいた分かりやすい三荻さんのお話は、来場者を釘付けにしました。



そして、「誤解を解こう皇位継承問題」ということで、
・女性天皇と女系天皇の違い
・男系継承は女性差別?
・養老令「女帝子亦同」
・「宮家」の役割
など大変分かりやすくお話をしていただきました。

この講演会のお話の中で、「先例」、「男系」、「直系」といった大事なキーワードが出てきました。

私は倉山満氏著『13歳からの「くにまもり」』という本の中の次の言葉を思い出しました。

「皇室について語るとき、大事にしなければならない原則がある『①先例②男系③直系』。どれが欠けても皇室の歴史は語れない。そして大事なのはその順番である」

歴史を守る方法は先例から探せとして、「今の危機を乗り越える先例は、旧宮家の復活である」と論じています。

詳しく知りたい方は『13歳からの「くにまもり」』(倉山満著・扶桑社新書)をぜひ、お読みいただきたいと思います。

今、「女系天皇」「女性宮家」など、日本国内の議論は、この原則を踏み外し、議論されようとしています。大事にしなければならない三原則を踏み外しているのです。何故、この基本的な原理原則を無視して、ジェンダー論を持ち出し、議論を進めようとするのか。女性宮家や女系天皇など、日本が日本でなくなってしまうということに皆、早く気付くべきだと強く感じた次第です。

この講演会を観たいという方は、ライブ配信の模様が5/13(木)までアーカイブ配信でご覧いただけます。
URLはこちらです。
https://twitcasting.tv/f:3545491502230010/shopcart/61696

皇位継承問題は国体護持の一丁目一番地です。今回の講演会で、皇室について正しく理解を深めていただきましたら、幸いです。
2021.04.30 16:42 | 固定リンク | イベント

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