無関心であってはならない
2022.03.03
去る2月23日(水・祝)、天長節の祝日に「映画『めぐみへの誓い』上映&トークライブ」を、新型コロナウイルス感染対策を講じた中で開催し、観覧者、関係者、スタッフを含め、約160名の方々にお越しいただきました。それも約8割の方が初見だったとのこと。コロナ禍のため、当日キャンセルの方もいらっしゃいましたが、それでも、10代の高校生から80歳を超えるご高齢の方まで、ご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

第一部では、13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いた本映画を上映。第二部のトークライブでは、本映画の野伏翔監督をはじめ、横田めぐみさん役の女優・菜月さん、横田早紀江さん役の女優・石村とも子さん、そして、ファシリテーターにジャーナリストで、長年、拉致被害者奪還のために尽力されてきた葛城奈海さんにご登壇いただき、拉致の残酷さと実態、そしてそれぞれの拉致事件に対する思いや感じていることなど、約90分間、赤裸々にお話しいただきました。

私が論ずるより、ご来場いただきました皆様がお答えくださったアンケートの内容の方が、どういったイベントだったかよくわかるかと思いますので、抜粋してご紹介いたします。


・素晴らしい内容でした。参加してよかったです。先ず、映画の説得力の強さと、臨場感を大いに感じた。約90分間で拉致問題の全体像、そして、特に重要と思えるところは細部まで、とても分かり易く、描かれていて、理解を深めることが出来ました。トークライブは、どの方もお話に気持ちがこもっていること、そして、訴えたいことがこちらに伝わってきました。簡潔明瞭で発音もさすがにきれいで、一言残らず聞き取ることが出来たと思います。日々の我が身を振り返る思いもしました。今後の自らの生き方もよくよく見直したいです。有り難うございました。(群馬県在住50代男性)

・日頃より、玉川様のご活躍、頼もしく思います。今日の催しに参加させていただき、被害者の方、ご家族の方々を慮(おもんばか)る多くの人とご一緒させていただき心強く思いましたが、虚しさは消えません。国は掛け声ばかりで具体的な方針を示しておりません。レバノンを見習って毅然とした闘いを挑むのは当然の事と思います。玉川様には今後ともご自愛の上、お力添えください。(東京都在住80代男性)

・北朝鮮拉致という言葉はたくさん聞いたことがあったのですが、実際、どういった事件だということを知りませんでした。この歴史知らずに20年間生きてきたということに悔しさを覚えましたし、もっと知りたいと思いました。私にできることは少ないかもしれませんが、少しでも行動していきたいですし、この歴史を知った上で、生きていく事が大事なのだなと思いました。そして、私がこの歴史を知らなかったように、知らない若者はたくさんいます。そういった者達に歴史を知っている私達が伝えていく事が大事だなと感じました。(神奈川県在住20代男性)

・あらためて拉致問題について日本国民一人ひとりの関心を高めていかなければならないと感じました。私は学校教育に携わる者として、このことを子供たちにしっかりと伝えていかなければならないと強く思います。本日は有り難うございました。(千葉県在住50代男性)

・貴重な機会をありがとうございました。玉川さんの主催された志、しっかりと受け止めました。めぐみさん母早紀江さんが「娘が帰ってきたら一緒に(映画を)観たい」との言葉がささった。(千葉県在住50代男性)

・ニュース等で取り上げられている時以外は忘れてしまう事項でしたが、こういったストーリーある映画で、思い出す場面、増えると思います。(東京都在住40代女性)

・近くで「めぐみへの誓い」を上映されなかったので、この様な機会を頂き、有り難うございました。拉致被害者、そして、ご家族の皆様が経てこられた地獄そのものの惨劇、どうして祖国に取り戻すことが出来ないのか、怒りと悲しみが込み上げます。日本国内にも多くの協力者がいながら、取り締まることもできない不条理。こんな鬼畜達にバカにされるばかりでは国の形は成していません。憲法改正、スパイ防止法制定などやるべき事は山ほどあるのに、国会すら反日工作員の牙城と化している国。しかし、絶望していては敵の思い通り。気づいている国民が発信していくことが大事だと思います。その為にも、今回のイベントは本当に有り難いです。また、野伏監督はじめ、この映画に関わって下さった全ての方々に感謝です。(神奈川県在住60代女性)

・TV報道のみならず、被害者や家族の苦しみ、悲しみ、苦労などが分かりやすく理解できた。国と国の問題や歴史が根源にあるため、難しい事や困難もあると思うが、諦めずに出来ることから協力していきたい。被害者一部の帰国が15年も前である事に驚いた。この問題を風化させる事なく、若い世代にも引き継ぎしていくべきだと思う。(東京都在住女性)

・映画はタイミングが合えば是非観たいと思っていたので、都合が合い、本当に良かったと思いました。厳しい現実をつきつけられているため、辛いですが日本人としてきちんと向き合うべき問題ですので、非常に貴重な機会をありがとうございました。トークライブはかなり深いところまでふれていただき、大変良かったと思いました。このような話題をもっとオープンに話せる機会を増やしていかないといけないと感じます。まだまだ世の中に知られていない日本の問題がたくさんあると思います。ひとつひとつ、少しずつになると思いますが、1人でも多くの日本人が自分のこととして考える機会を今後も作っていただけると嬉しいです。(東京都在住女性)

・私は新潟市出身で拉致問題は他の方よりも身近に感じてきていました。しかし、実際は何も知らなかったのだと痛感しました。拉致された人の身に起こったこと、テレビで観る会見以外での家族の心情を考えた時に、どうしてもっと早く知ろうとしなかったのだろうと思いました。1つ1つの出来事の背景をもっと想像できるようにしていきたいと思いましたし、今回、こういった機会をいただいたからこそ、少しでも行動に変えていきたいです。ありがとうございました。(埼玉県在住20代女性)

・拉致被害者のご家族が高齢化してきている中、日本が日本である為に決して忘れてはならない事だと思います。拉致事件を風化させない為にも、非常にリアルな映像として製作してくださった方々に感謝申し上げます。又、このような機会を設けてくださった玉川様にも感謝いたします。国民が本当に拉致事件に対して真剣に課題であるとしてとらえ、声を上げていかなければ政治家は動きません。多くの政治家が国民からの声から問題視して、国を守る体制にしていかなければ、日本人を取り返す事は出来ないと思います。1人1人の力は小さいかもしれませんが、これからも日本を良くする為に、自分ができる事をしていきたいと思います。この度は、ありがとうございました。そして、これからも日本を良くする為のイベントを開催してください。機会があれば、又、参加させていただきます。(東京都在住40代男性)

・すばらしい映画を作っていただき、又、トークイベントとの上映会をありがとうございました。映画を作られた経緯やエピソードを監督、女優さんの立場からそれぞれ伺って良かったです。この作品に長く関わっていた葛城氏の司会もわかりやすいと思いました。「政府広報で拉致を伝える」、良いと思います。海外での上映をしてほしいと思っていました。これもお金がかかるので、クラウドファンディングしてください。(東京都在住50代女性)

・舞台も観劇して、グッとくるものがありましたが、映画はよりリアルに描写され(本来はもっとすごいらしいですが)「自分の子供が突然消えたら」と思うと、悲しいどころの話ではないと感じました。日本の自衛隊が取り返しに行ける軍隊になるのが早いか、北朝鮮が崩壊するのが早いか、と考えてしまいます。攻められないのであれば、守りを強めることに力を入れておくことも大切かと思いました。また、映画のあとにトークショーがあることで、広めていこうという気持ちが湧いてきます。(埼玉県在住40代男性)

・20代の自分が、何も知ろうとしてこなかったことに情けないと感じました。そして、これからはまず、知ろうとすることから始めていこうと思います。そして、同世代にも伝えていけるような人になりたいです。この問題は横田さんだけの問題ではない。今後も日本にどんな悲劇が起こるかわからない。だからこそ、戦う姿勢を持つことの大切さを痛感しました。日本を、人々の命をこれからも守っていくために、何か行動を起こさなければ、という気持ちにさせられました。このような機会をいただき、ありがとうございました。(東京都在住20代女性)

・映画はもちろん、その後のトークライブのおかげで非常に理解でき、印象に残った。現在の日本国民の生命や財産が侵略されている問題を自分のまわりから広めていきたいと思う。(港区在住50代男性)

・今までいろんな映画を観てきましたが、これほど深くささる思いを抱いたのは初めてです。日本はこのままではいけないと…。一人の日本人として、一人の人間として、めぐみさんと同じ世代の一人として胸の奥が痛く、切なく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。このようなつらい負の重荷をさらに横田拓也さん、哲也さん、飯塚さんの若い世代に引き継がせた責任を私達国民は痛切に感じなくてはいけません。私は若い頃、気ままに一人旅をしました。拉致事件が明るみになり、かつての旅した地点何か所かでこの事件が発生していたことを知り、背筋に寒気が走ったことを覚えており、今もってゾクリといたします。この映画を、知人、友人に伝えます。監督、スタッフの皆様、ありがとうございました。また、このような企画をしていただき感謝しています。(東京都在住50代女性)

・本日は大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。映画を初めて観ました。感想として、一番湧き上がるのは「情けない」ということです。我々、同じ日本人が連れ去られているのに、何もできていない現状。その原因は〝教育〟だと責任を感じます。これまで、解決できなかったのは仕方がないかもしれない。しかし、これからの未来は変えていけるはずです。「微力は無力」ではありません。小学校教諭である私がまず、子供たちに伝えていくことで、世論は動き始めるかもしれない。そんな気概をもって進んでいきたいと思います。決意新たに頑張ります。ありがとうございました。(千葉県在住30代男性)

・印刷工の男性を売った工場長に驚きました。あれは実話ですか?誰ですか?今、高校1年ですが、拉致の問題を学校で扱ったのは小学校で1度きりです。若い世代に広めたい。(東京都在住10代男性)

・恐ろしいくらいに切なくて悲しくて、その声がめぐみちゃん達に本当にとどいているのでしょうか。私もめぐみちゃんより少し年上なだけで、そして秋田出身。身につまされる思いです。新潟に来なければ人生も変わっていた。めぐみちゃんじゃない子が拉致されたかもしれない。私だったかもしれない。親がどんなに泣き叫んでも拉致なんて認知されなかったかもしれない。そこまで横田夫妻はじめ思いが少し近づけたかもしれない。それでも解決にはいたっていない。自分だったら、自分の家族ならと、このコロナで会いたい人に会えない思い、死んでいく思いを身に染みてわかったのではと思っています。だからこそ、日本国民としてぜひ全員を還して欲しい。節にいつも祈っています。(千葉県在住50代女性)

・この映画は初めて観ました。改めて北朝鮮への怒りが込み上げてきました。併せて、政府の無為無策にも怒りを覚えます。拉致問題と領土問題は国民にナショナリズムを惹き起こさせるって言うことを何かの記事で読んだことがあります。特にメディア(TV、新聞等)が取り上げようとしなかったことへも怒り心頭に達します。昭和53年7月31日に柏崎市の海岸から拉致された蓮池透さんとは偶然にも同じ大学で私が4年(卒業年)の時に起こった事件でした。ひょっとしたら御茶の水キャンパス(当時)ですれ違ったことぐらいはあったかもしれないと思うととても他人事とは思えません。(東京都在住60代男性)

・子供に伝えたいことがたくさんありました。過去のことではないと、今でも起こっていることかもしれないとこわくなります。力を尽くしたいと思いました。(東京都在住女性)

・〝拉致〟が未だに解決していないのはなぜか。日本政府は今まで北朝鮮に対し、何をして来たのか。苛立ちが募るだけです。そして、自分に何ができるのか。自問する日々です。とても有意義な〝上映&トークライブ〟に参加できました。ありがとうございました。(東京都在住70代男性)

・拉致問題の深刻さを改めて認識しました。日本政府に対し、強く救済を求めていかなくてはならないと強く感じました。今後とも、貴団体の継続的な取り組みを期待しています。(東京都在住60代男性)

・改めて拉致被害者の惨状、関係者の悲嘆を感じることが出来た。政治家、官僚、日本人全てが救出に向けた活動を一層強化する必要がある。(東京都在住60代男性)

・今回、「めぐみへの誓い」を鑑賞するのは2回目でしたが、1回目に鑑賞した時とまた違った視点や、違った感情という部分に気づくことができました。拉致問題については、ニュースでは、取り沙汰されるけれどそれまで。それ以上が説明されたら、実情が伝えられることは少ないように感じています。私は、22歳で、拉致問題に関しては、私が生まれるより以前の問題かもしれませんが、一日本国民として、命を守っていく姿勢、取り戻す姿勢というものは、若者だからこそ持ち得ておく必要があると強く感じることができました。私は、4月より私立学校の社会科の教師として働きます。日本の歴史とその本質をしっかりと生徒たちに伝えられるようになるためにも、このような講演会や上映会に積極的に参加して、学びを続けていこうと思います。そして、学んだことを正しく生徒たちに伝えられるよう精進してまいります。(神奈川県在住20代男性)

・拉致被害者の方々、そのご家族の方々のいたたまれないお気持ちを思うと胸が苦しくなります。拉致問題の根本的な解決法は防衛的な軍事力を他国の水準に高める事に尽きると思いました。経済力では解決できません。自国民、さらには日本の領土は自国で守らないと、同盟国や国際条約では守られない事態に追い込まれています。またウクライナの一部がロシアに占領された今日、日本も他山の石としてぼんやりと見守ってはいられない。政治家を変えなければ。富国強兵の為の憲法改正を求めて行かなければ、そんな気持ちにさせられました。(東京都在住60代女性)

・めぐみさんとは同い年であり、数十年の間のほほんと過ごして来たことに後ろめたさを感じています。内閣総理大臣が喫緊の最優先課題と言っているにも関わらず、国家による残酷な犯罪に対して、何も対応出来ない日本という国家、日本国憲法は何のために有るのだろうか?心ある国会議員、官僚達が声を上げられる自立した国家になって欲しいと祈るばかりです。増元さんの言葉や野伏監督のお考えを聞けたことも貴重な経験をさせていただきました。なかなか世間的には十分認知されてるとは言いがたいですが、自分なりに出来ることをやっていきたいと感じました。(埼玉県在住50代男性)

・菜月さんの演技中の話しに洗脳の怖さを垣間見た気がします。キャストのリアルな声、監督の思いなど聞けて良かった。自分達は何ができるのだろうか、これならできるかもという具体的なことに思いつきました。(東京都在住50代男性)

・映画の内容、トークライブなど、同じ考えの人たちと同じ空間で有意義な時間を過ごすことができた事に感謝です。ありがとうございました。増元さんも来られてお話しされたのは、拉致問題を身近に感じる事が出来良かったです。また拉致問題は我々のように気づいている人ではない他の人たちにどう理解してもらうかも重要であると再認識しました。(千葉県在住50代男性)

・これまで拉致問題に対して無関心でいる国がいる、そして国民も無関心だということに驚くような内容でした。そして、自分自身が行動に移したりすることが大切だと学びました。見て終わりではなく行動することを意識したいです。このようなイベントをありがとうございました。(埼玉県在住30代男性)

・とても感動しました。拉致の事は知っていましたが、詳細までは知らず、今回の映画を見て真実を知る事が出来ました。特定失踪者が本当に多くいる事に驚きですし、その中で数名しか帰国できていない事に関して本当に残念です。トークライブも大変勉強になりましたし、トークライブがあったからこそ映画の裏側も分かりました。また演じるからこそわかる当事者の心情を役者の方が伝えてくださり、動かなくては、という気持ちにさせていただきました。本当にありがとうございました。劇も行ける機会がありましたら友人を連れて行きたいと思います。ビデオもレンタルできるようになりましたら家族とも見たいと思います。(東京都在住30代女性)

・大きく以下の2点。①無関心 という言葉が心に刺さりました。②国民の声を発信して変えるしかないと感じました。このまま時間切れで、無かったことにはさせたくないというのが率直な気持ちです。イベントの後、ブルーリボンバッチをつけて会合へ行くと、早速声を掛けられました。草の根活動かもしれませんが、私に出来る「同じ日本国民を守るための活動」を地道に続けていきます。貴重な機会をありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(男性)

・本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。映画やトークショーを見て、国際犯罪にもかかわらず解決できない日本の状態に憤りを感じました。私も秋田県出身なので、秋田が北朝鮮の方がたどり着く場所でもあることはなんとなく耳にしたことがありましたが、国防という観点から考えると、自分も人事ではないなと思いました。改めて、こういった問題を風化させないためにも若者こそがこういった場にいるべきだと感じました。(男性)

・初めて「めぐみへの誓い」を視聴させていただき、さらに製作者の方々のお話を拝聴して、ブルーリボンバッチに込められている重みを感じ取りました。また、私自身が小中学生の時代に拉致被害者が5名帰国したときは、拉致事件に対する国民の関心が最も高かったことを思い出しました。日本人が北朝鮮の国家犯罪を忘れることは、日本が主権国家ではないことを日本人が証明してしまうことになるため、今後、私自身に出来る事としてブルーリボンバッチを身に付けて、周囲の人々に拉致事件を風化させないように努めてまいります。(男性)

・本日は貴重な機会を本当にありがとうございました。映画やトークライブを通じ、拉致被害の酷さを痛感しました。母として、娘として非常に胸が痛み、涙が止まりませんでした。帰宅後も暫く自分の目の前から大切な家族がいなくなってしまう恐怖をひしひしと感じました。拉致被害者はもちろん、拉致の可能性がある方々を最後の1人まで救えるよう同じ日本人として闘い続けたい、無関心であってはならないと強く思いました。自分毎としてしっかり考え、国民として拉致事件を風化させないようにしていきます。本当にありがとうございました。(30代女性)

・映画を観たことで、拉致被害者の方々のリアルを近い距離で感じられた気がします。鑑賞中、ずっと横田滋さんのことが頭にありました。もう亡くなってしまったんだな、とひたすらに悔しさ・悲しさを感じていました。無関心でいることの罪深さを実感しました。「バッジをつけることから・選挙に行くことから・周りに伝えることから」と出来ることの答えを提示して頂いているにも関わらず、動けない自分や変わらない状況に憤りを感じます。今こうして綴っている言葉が風化しないよう、実践していきます。(埼玉県在住30代女性)

・本日は、「めぐみへの誓い」を拝見し、観るのが、苦しくなりましたが、これが現実なんだなと感じました。そして、玉川先生の行動を拝見し、感じたことが、自ら動かなければ何も変わらないということです。自ら行動しないと変わらないけれども実力が伴わず、結果が出ないことがあります。それでも結果が出るまで力を付けたり、別の選択肢を考え、行動することが良い結果に繋がると信じています。まず、私は、拉致問題はSNSで情報発信し、みんなに共有していきたいと思います。玉川先生、本日は、貴重なお時間をいただき、有難う御座いました。

・この度は、映画『めぐみへの誓い』や野伏監督や出演者の皆様のお話を聞き、拉致問題について自分ごととして考える貴重なきっかけとなりました。我々の拉致問題への無関心が政治家の無関心に繋がっている。実は癌は政治家ではなく、国民の拉致問題への無関心が癌なのだと感じ、この映画を一人でも多くの国民が見て、関心を持つことの価値とこの映画の力を感じました。一人ひとりが拉致問題を風化させないよう関心を持つ必要性を感じさせていただきました。(30代男性)

・映画を拝聴させて頂き、今この時代にこんな事が同胞に対して行われていたのか、本当に起きた事なのか、驚きと衝撃とショックで、途中から見るに耐えられなくなってきました。また、自分は少なからず、〇〇〇〇さんなどを通じて、拉致について触れる機会があったのに、結局どこかの誰かの話で終わっていて、他人事で、無関心で、「もし自分の家族が拉致されたらどうですか?」という問いをいかに恐ろしい事であるのか、また現実味を持って受け止められてはいなかったんだなと気付かされ、そんな浅はかな自分にも失望し、終わった後は抜け殻のように呆然としていました。ですが、逆に言えば、いくら言葉だけで訴えても、いかに大変な事が起きているのか、平和ボケしている我々にはそこまで届かないのかも知れないと身を持って感じました。だからこそ、野伏監督がこのように映画化していただいた事はそんな我々の気持ちを変える大きなキッカケになると感じました。なので、安直かも知れませんが、Netflixなど動画配信サービスで流せたら良いのにと思いました。今後ブルーリボンバッジの着用や署名、この映画を薦めるなど自分の出来る事からやらせていただきます。この度は本当に有難う御座いました。(30代女性)

・私も含めて、無関心であった事に恐怖を感じました。そして本日来場された方の多くがご高齢で、今こそ我々若者が立ち上がり、興味を持ち、周りを巻き込んでいく必要があるという思いに駆られました。私自身ももっと日本に興味を持ち、知る努力、仲間を作る努力を、社会活動を通じてしていきたいと思います。(男性)


この感想をご覧いただきました皆様、どう思われますか。

ロシアによるウクライナへの侵略を、他人事だと感じている方もいるのではないかと思うのですが、台湾有事、尖閣奪取は他人事では済まされないのです。拉致事件もそうですが、無関心ほど無責任なものはない。無責任であってはならないのです。

過去を正しく知り、未来を正しく切り開く。そのためにも、色々なことは無関心ではなく、我がことのように捉え、そして、解決するためには何ができるか、できることから、行動することに意味がある。

次回のイベントも、今の日本に必要な内容を企画し執り行います。今年の夏を予定しておりますが、時期が参りましたら、またご案内をいたします。どうぞ楽しみにしてください。そして、お越しいただき、思いを共有できましたら幸いです。

最後に、今回のイベントでファシリテーターをつとめていただきました、葛城奈海さんのご著書『戦うことは「悪」ですか』の「おわりに―日本人の使命」に我々日本人に必要なことが書かれています。それを紹介し、結びの言葉にしたいと思います。

「コロナ禍にもかかわらず、映画『鬼滅の刃 無限列車編』が国内歴代興行収入一位の金字塔を打ち立てました。大人も子供も夢中にさせるこの作品は、戦後体制によって失われたと私が嘆いている『尚武の精神』の塊のようなキャラクターたちがスクリーン狭しと暴れまわります。そこに描かれているのは、単なる勧善懲悪でなく、相打ちや自己犠牲を厭わない、極めて日本的な戦いぶりです。しかも、そうした精神を宿し、一般隊士とは格の違う強さを持つ『柱』と呼んでいます。本文中でご紹介したとおり、これは神様を数えるときに使う言葉。暗に彼らが神のような存在だと言っているのだと、私は理解しました。こうした作品が、現代日本人の心をわしづかみにしているところに希望を感じます。日本社会から戦う気概が失われて久しいように思えてしまいますが、この作品がヒットしたということは、日本人の中に実は、尚武の精神に対する渇望があるのではないでしょうか。
和を尊びながら、それが脅かされそうになったときには戦うことも辞さないという大和魂を持つ日本人がリーダーシップをとれば、世界平和の実現にも地球環境問題解決にも大きく貢献できると私は信じています。それこそが日本人の使命だと思えてなりません」。
2022.03.03 22:28 | 固定リンク | イベント

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