次代へ繋ぐ 来場者の感想
2023.08.29
去る8月26日(土)、第8回「靖國神社昇殿参拝、遊就館見学」イベントを、有志スタッフを含め、約50名の方々にお越しいただきました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。しかも、松本部長のお話を聞く方は半分以上と、また新しい方々にお越しいただき、心から感謝申し上げます。

受付開始後、土砂降りの雨に見舞われましたが、昇殿参拝する頃には不思議とその雨も止み、厳かで清々しい空気の中、来場者の皆様と一緒に本殿にて昇殿参拝をさせていただき、英霊に感謝の誠を捧げさせていただきました。

昇殿参拝後は、靖國神社禰宜の松本聖吾総務部長から「次代へ繋ぐ英霊の思い」と題して、貴重なお話を賜りました。その中で民俗学者の柳田國男は、『先祖の話』について触れられていました。また、1942年より従軍作家として各戦線で活動した作家の山本荘八のお話に触れ、筑波隊の西田高光中尉の以下の話を新聞記事から引用され、お話をされました。

山岡荘八は、古畳の上に胡坐(あぐら)して、教え子に最後の返事を書いている西田中尉に、「この戦を果たして勝ち抜けると思っているのかどうか?」「もし負けても、悔いはないのか?」「今日の信協になるまでにどのような心理の波があったか」など、禁句になっている質問を矢継ぎ早にしたそうですが、西田中尉は、重い口調で、「現在ここに来る人々はみな自分から進んで志願したものであること。したがって、もはや動揺期は克服していること」。そして「学鷲(がくわし)は一応インテリです。そう簡単に勝てるなどとは思っていません。しかし負けたとしても、そのあとはどうなるのです・・・おわかりでしょう。われわれの生命は講和の条件にも、その後の日本人の運命にもつながっていますよ。そう、民族の誇りに・・・」。
そして、特攻は犬死ではない。「ありがとうございます」と感謝の気持ちを捧げて貰いたいとのお話。英霊のご遺書、残された遺族、奥様から英霊へのお手紙など、テレビなどでは放送されていない、歴史の真実があり、目頭が熱くなりました。約1時間のご講演をいただき、松本部長、ありがとうございました。

今年の私のイベント来場者には20代、30代の若い世代もお越しになりました。当日、お越しいただきました皆様より、感想をいただきました。次代を担う青年たちからの感想も含まれていますので、以下の通り、紹介させていただきます。

・学校教育の場で正しい教育がされることを切に願います。(埼玉県在住・50代男性)

・靖国神社関連の報道で理解していたことが、松本総務部長からのお話で、真実を知ることができました。その後の遊就館では展示品の数々に感動しました。久々に日本の歴史に触れ有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。(東京都在住・40代女性)

・戦中から戦後のリアルな事実は、日本人として、もっと知っておく必要があると思いました。(東京都在住・50代男性)

・今回は靖国の歴史から自分の意志とは異なり日本を護るという大義の為に命を失ってまでも戦った御英霊の皆様の話を聞き自分自身は「何のために生かされているのか」という事を考えさせられました。また、松本様の話されていたお言葉で「普段自分たちが自分の事で悩んで苦しんで悲しむのは御英霊が普通では無い精神状態で国のため、人のためにくるしんでいたから」ということに自分の悩み等いかにちっぽけで、御英霊のおかげで自分の事で悩めるのだと気付かされました。このように健康で好きなように仕事をしていられるのは御英霊のおかげであり感謝の心をもって靖国へ訪れる事が自分に出来る国護りと思いました。また、本日台湾から来た観光客の参加者で昇殿参拝アテンドした方も遊就館で長い時間滞在し学ばれてました。そこから感じたのは、一人でも多く靖国について伝えられる人になりたいと思いました。この度は貴重な機会をありがとうございました。(埼玉県在住・30代男性)

・今回、お声がけをいただき、ありがとうございました。かねてから、昇殿参拝をしたいと思いながら、行動に起こせなかったところに、お知らせをいただき、参加いたしました。あらためて、日本のために命を尽くした方々へ感謝の気持をお伝えすることができました。一方で今の日本の状況を英霊の方々がご覧になっているかを考えると、恥ずかしく、もどかしい気持ちにもなりました。自身の力は、本当に微々たるものではありますが、何かお役に立てることを見つけ、尽力できればと思います。また、このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。機会がありましたら、他のイベントにも参加できればと思います。よろしくお願い致します。(東京都在住・50代女性)

・松本部長のお話を初めて拝聴させて頂きました。冒頭にお話頂いた靖國神社の歴史はとても面白く、そんなことがあったのかと楽しく拝聴致しました。終始印象深いお話でしたが、最も印象的に感じたのが、特攻で散華されたご英霊のお母様のお話でした。私の地元が北海道で、札幌には沖縄戦で命を失った方の慰霊碑があります。沖縄戦は沖縄出身の方に次いで2番目に多く出征したのが北海道出身者と聴いていたので、身近に感じました。お母様のご子息を想う気持ちには胸が締め付けられ、37年という年月を経て、花嫁人形を奉納されても尚、ご子息の生存を信じていたのではないかと想像し、涙が止まらなくなりました。残される側の気持ちを考えると、未だに反戦平和を訴える方がいても致し方ないのかとも感じました。しかしながら、今の日本が存在することは命を懸け戦って下さったご英霊の方々がいるからであり、感謝という気持ちを伝え残していく義務が私たちにはあると強く感じます。自身の仕事、プライベート、使えるものを使い、感謝の気持ちを後世へ伝えていける1人となっていきます。この度は貴重なご講演をありがとうございました。また、難しいかもしれませんが、無事生きて帰還された兵士の方のお話をお伺いしてみたいです。ご年齢の問題もあるかと思うので、ご子息や子孫の方からの間接的なものでも構いませんので是非お聞きしてみたいです。(東京都在住・30代女性)

・普段は聞かれない話を受講して、心が洗われる内容でした。貴重なお話が聞けて良かったです。ありがとうございます。(東京都在住・50代男性)

・歴史が正しく教えられていないことと、最近、建国の歴史や神話について教えられていないのは日本しかないということを知り、国史を国史を調べていたところで、実際にお話を聞くことができ、良かったです。(東京都在住・40代女性)

・昨年より、定期的に昇殿参拝に参加させていただいています。このような機会を作っていただき、ありがとうございます。松本部長のお話も昨年お聞きしましたが、今回、改めて新鮮な気持ちできくことができました。来年もよろしくお願いします。(神奈川県在住・40代男性)

・長年、遺族の方と接してこられた方の話は貴重でした。風化、誤って伝えられないようにしていかなければと痛感しました。(神奈川県在住・70代男性)

・「ありがとう」。非常に素晴らしい日本語ですね。今回もありがとうございました。(埼玉県在住・70代男性)

・本殿に昇っての参拝にも感激したが、松本部長の講演に涙が止まらなった。力尽くして語り継いでいきたい。(東京都在住・60代男性)

・少し前まで毎年終戦記念日に参拝しておりましたが、ここ数年はお参りできていませんでした。本日、祖父の声掛けで、このような貴重な機会に再び参拝、講演を拝聴でき、大変良かったと感じております。松本様のお話を聞くことができ、良かったです。英霊の遺書には、涙が止まりませんでした。ありがとうの気持ちを忘れず、これからも靖國に参拝し続けたいです。(東京都在住・20代女性)

・戦争は大人がおこし、子供が被害者であること。大切な自然、交流が破壊されていくことへの理不尽さを感じました。何の罪もない人が次々と殺されていく戦争は二度とあってはならないと思います。戦争病者の方々とそのご家族とともに辛い経験をした分、きっと大きな幸せに繋がります。安心安全な暮らしが出来る事を今後も平和でありますように心から祈っています。特攻隊の話、もっとたくさん聞きたいです。本日は貴重なお話をありがとうございました。(千葉県在住・50代女性)

・今まで自分が見てきたり調べてきたりした大東亜戦争の情報とは違い、戦時中に残されてきた手紙から様々な想いが伝わってくる話が聞けた。(千葉県在住・10代男性)

・参加させていただいて本当に良かったと思っております。亡くなっていった皆様に恥ずかしくないような生き方をしたいと思います。本当にありがとうございました。(千葉県在住・40代女性)

・玉川塾も存じ上げず・・・(すみません)。「昇段参拝できるいい機会だな」と勢いで申し込みました。松本禰宜の貴重なお話も聞けて大変有意義な時間を過ごすことができました(心配しましたが、息子たちが騒がずに終わって良かったです・・・)。次の予定があったため、遊就館での時間が全く足りず・・・。長男はわりと興味があるので次回は「一日かけてまわろう」と約束して帰路につきました。またいろんなイベントに参加させていただきたいなと思いました。(東京都在住・40代女性)

・昨年に引き続き、今年も参加させていただきました。松本総務部長様のお話、昨年の「みたままつり」の盆踊りのことがとても印象に残っていたので、今年は初めてみたままつりを訪れ、盆踊りを感慨深く拝見しました。民俗学者・柳田国男先生の、若い戦死者のためにも慰霊の祭は盛大に行わなくてはならない、という言葉を深く胸に刻む一日となりました。さて、昭和37年朝日新聞の「最後の従軍」もまた、胸を打たれるものでした。特攻隊員として飛び立つ兵隊も、それを送る妻も、覚悟を持っていたのかと絶句する思いでした。あの頃の朝日新聞には、このような記事もあったんですねえ・・・。大切な人々を生かすために、己の生きたいという思いを断ち切って亡くなられた方々に、感謝の気持ちを持たずにおれないと改めて思います。そう思って、遊就館を見学すると、“民族の誇り”を感じつつ、より良い国を未来につなぐ責任を強く感じざるを得ないですね。昇殿参拝と遊就館見学がセットなのはとても良いと思います。企画、ありがとうございます。(東京都在住・50代女性)

・松本部長のお話は毎年聴かせて頂いておりますが、今回も「もっと多くの人に伝えていかねば」「もっと頑張らねば」と背筋が伸び、その気持ちを新たにすることができました。国の為に命を捧げた英霊たちの想いに応えるためにも、私たちは後に続いていかねばなりません。今後お参りする人が増えることを信じ、首相の靖国参拝が実現する日を信じ、行動を続けていきます。貴重なご講演をありがとうございました。(神奈川県在住・40代男性)

この感想をご覧いただきました読者の皆様はどう思われますか。

来月もイベントを開催します。
9/24(日)、靖国神社本殿にて昇殿参拝後、「次代への伝承〜英霊は我々に何を託したのか〜」をテーマに、知覧陸軍特攻基地から出撃した特攻隊員と、“特攻の母”として特攻隊員の出撃を見守った鹿児島・知覧「富屋食堂」のおかみ・鳥濱トメさんとの秘話である、舞台「帰って来た蛍」で脚本・演出・製作総指揮を務めた柿崎ゆうじ監督と、その舞台で鳥濱トメさんを演じた女優・伊藤つかささん、そして、ファシリテーターにジャーナリストの葛城奈海さんにご登壇いただき、お話をいただくこととしています。
お申し込みは以下のURLより可能です。
http://d.quel.jp/8961486

次回も英霊へ感謝の誠を捧げたいと思います。
2023.08.29 12:01 | 固定リンク | イベント

TOP